石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

部屋で実生苗の植え替え:2024年春①

ひどい花粉症で屋外で作業ができないので、部屋で実生苗の植え替えを進めています。

部屋で土いじりする時は、粉塵が大きな問題になるので、水洗いして粉塵を完全に取り除いた土を使っています。

水洗いするのは手間ですが、部屋を粉っぽくするわけにいかないので致し方ありません。

 

23年秋蒔きの赤怒涛(手前)とフィロボルス・エーンリエット(奥)です。

ぎゅうぎゅうに密生しているのも綺麗なのですが、成長の妨げになるので植え広げます。

 

赤怒涛、植え替え完了。

カラフルなハート形の葉が可愛らしいです。

そのうち牙が生えてモンスターになりますけど。

鉢はペヤングの容器です。

独立させる前の小苗のまとめ植えには、食品の空き容器が便利です。

 

フィロボルスも完了。

こちらはマーガリン容器。

 

ディッキアも植え替えました。

23年秋蒔きのアリゾナ’Ice’です。

ディッキアらしいトゲトゲの面影が見え始めました。

 

ディッキアの成株には窓は無いはずですが、子株の上面は半透明でツヤツヤしております。

この姿が見られただけでも実生した甲斐がありました。

 

セダム・スアベオレンスも植え替え。

自家受粉か、ミクロスタキウムとのハイブリッドです。

ラウイのような丸っこい葉が出てきています。

母親はこちら。

紅葉が進んでピンクがかってきました。

親株の葉が尖っているのに対して、実生苗は丸っこいので、ハイブリッドの可能性が高そうです。

ハイブリッドだとすると、父親はこちら。

エケベリアのようなスアベオレンスと、アエオニウムのようなミクロスタキウムの子が、どんな姿に育つのか今から楽しみです。

 

【実生検証】ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違い(途中経過)

10日ほど前に、クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)を自家受粉させてできた種子を蒔いてみたという話をしました。

その途中経過です。

 

種子は加温式育苗器(20~28℃)と室内置き(8~20℃)の2ヵ所に分けて蒔き、発芽率の違いを検証してみました。

スペースに余裕があったので、ワインカップの他にコノフィツム・ブルゲリも一緒に蒔いてみました。

ワインカップをそれぞれ20粒ずつ、ブルゲリを50粒ずつ蒔きました。

 

14日目までの発芽数です。

  7日目 14日目
  8~20℃ 20~28℃ 8~20℃ 20~28℃
ワインカップ 0/20 1/20 0/20 1/20
ブルゲリ 8/50 25/50 35/50 48/50

 

ワインカップは加温した方の1つだけが発芽しました。

発芽したのは蒔いてから7日目です。

小さすぎてどこに芽が出ているのかサッパリですね・・・

赤い矢印の所です。

すぐに溶けてしまいそうな感じでしたが、14日目の現在も生き残っております。

ちなみに、青い矢印の所にあるのが種子です。

 

発芽したのが1つだけなので、加温による効果なのかは分かりません。

たまたま活きが良い種子が1つあっただけのように思います。

ワインカップは全体的に発芽せず、暗雲立ち込めていますが、もう少し様子を見てみます。

 

ブルゲリは順調に発芽しています。

発芽した日は、加温式が4日目、室内が6日目でした。

その後も加温式の方が発芽する数が圧倒的に多く、発芽後の生育も良いです。

それぞれ7日目に撮った鉢の様子です。

加温式(20~28℃)

室内(8~20℃)

ブルゲリに関しては、発芽率を上げるには適当な温度を保つというのは重要なようです。

春に蒔くなら、最低気温が15℃を上回るくらいになってからが良さそうです。

真冬の室温で管理している方も、ポツポツと発芽は続いており、発芽していない種子がカビるような事も無いので、真冬に蒔くのが絶対にNGという事もなさそうです。