石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

硬葉系ハオルチアの葉挿しから芽が出ました

もげた葉を適当に放り込んでいる葉挿し鉢です。

(日差しが一部しか入らない為、写真が見にくくてすみません。)

全力で葉挿しで増やすと置き場所が無くなってしまうので、不意に取れてしまった葉だけを葉挿しにしております。

 

注目はこちら。

なんと硬葉系ハオルチアの葉挿しから芽が出ました。

今までも何度か試してみたのですが、芽が出たのは初めてです。

硬葉系ハオルチアも葉挿しできるんですね。

ちなみに、芽が出るまでにかかった時間はおよそ400日です。

硬葉系ハオルチアを増やす目的で葉挿しするのは、効率が悪すぎますね・・・。

 

親株はこちら。

糊斑の金城です。

葉挿しで出た子は完全に緑色なので、残念ながら斑は受け継がれなかったようです。

 

もう1つ芽が出ている金城の葉挿し。

まだ小さくてハッキリとしませんが、こちらは斑が入っているようにも見えます。

 

周りに沢山出ている小さな双葉は、レノフィルム・グッタツムです。

これですね。

花芽についていた葉をばら撒きました。

捨てるしかない花芽で高確率に葉挿しが成功するので、お得感がすごいです。

 

こちらはできれば増やしたい銀色のエケベリア、ビフィダ・シチュの幅広バージョンです。

根は出るのですが、葉が出てくれません。

左側に芽が出ているようにも見えますが、別の草(たぶん姫秀麗)です。

元株はこちらですね。

売っているのを見たことが無いので、枯れて後悔する前になんとか保険株を作っておきたいところです。

なんて思っていたら1つだけ芽が出てくれました。

徒長させてしまう前に、さっそく鉢上げしました。

今年の夏も暑いみたいなので、夏までに少しでも大きくなってもらいたいです。

 

変な花が咲きました

変な花が咲きました。

中央にメシベがあるので、花である事は間違いなさそうです。

緑の突起は愕なのか花びらなのか・・・、白い輪っかが花びら?

よく見ると、緑の突起にも小さな白い輪が付いていますね。

なんとも不思議な造形です。

これでどんな虫を誘引するのでしょうか。

謎は深まるばかりです。

 

この花を見て、何の花か分かった人は相当マニアックな方ですね。

何の花かというと・・・

ユーフォルビア・グロボーサの花です。

丸っこいボディが気に入って買ったのですが、まさか花で笑わせてくれるとは思いませんでした。

 

ユーフォルビアにはグロボーサの他に、プセウドグロボーサという種類もあります。

ちょっとロボットっぽいこちらがプセウドグロボーサです。

プセウドは「偽物」という意味なので、グロボーサの偽物って事ですね。

名付けられた方からしたら失礼な話ですよね。

生物界(特に昆虫界)では「ニセ」とか「モドキ」なんて名前が横行しているので、後から似たのが発見されると偽物呼ばわりの憂き目にあう事となります。

 

プセウドグロボーサは流通量が結構多いようで、ホームセンターで売られているのを見かける事もあります。

ただ、先日某ホームセンターで見かけたプセウドグロボーサには、「グロボーサ」の名札が付いておりました。

お店で売っている物だから間違いないだろう、とは思わない方がいいですね。

メルカリで「グロボーサ」の名で売られているものも、半分くらいは「プセウドグロボーサ」だったりするので、買う時は要注意です。

プセウドグロボーサは、トゲがライン状に並んでいるのが特徴です。

全体的にトゲトゲしい印象です。

丸い子株は折り紙のくす玉のような突起のある球体になっています。

 

こちらがグロボーサ。

トゲは目立たず、ツルンとした印象です。

球形の部分は、多角形(だいたい六角形)の溝がクッキリしていて、サッカーボールのように見えるのが特徴です。