石と多肉植物

最近、実生のブログになりつつあります。

高級多肉も穴無し鉢で育ててます

多肉売り場で4桁の値札を見るとビビってしまう甲斐性なしの私の部屋にも、高級多肉と言える多肉植物がぼちぼち増えてきました。

掘り出し物を見つけたり、小さな苗や、拗れた苗を安く買っているだけなんですけどね。

我が家の敷居を跨いだからには、高級多肉様と言えども特別扱いはしません。

穴無しの器に植わってもらっています。

穴が無くても多肉は育つのです。

ただし、育てやすいとは言ってません。すっごい気を使います、はい。

 

マクドガリ

オパールグリーンのファンシーなサボテン、オルテゴカクタス・マクドガリーです。

サボテンは一般多肉のように葉挿しで増やせない上に成長も遅いので、変わったサボテンは基本お高いです。

 

購入したのは2021年9月です。

購入時の姿です。

根付きの実生苗で、購入時から状態が良かったです。

じわじわ成長していて、この頃に比べると2コブ分くらい背が伸びたでしょうか。

 

植えているのはプリンの容器です。

白い根が鉢底まで届いています。

根張りはそれほど良くありませんが、サボテンなのでこんなものかなと思います。

 

フリードリッヒィ VOS-01-014

縞模様が美しいギムノカリキウムです。

由緒正しきフィールドナンバー付き。

G.Friedrichii VOS-01-014 (Paraguayi East of Agua Pulce 200m)。

有名なフリードリッヒィLB2178のフィールドナンバー違いのようです。

このサボテン、上から見ると勲章のようでとてもカッコいいです。

これが園芸種ではなく、原種だというのですから驚きです。

購入は2021年8月です。

園芸店の店先で一目惚れして購入しました。

状態良く見えたのですが、成長点にカイガラムシがたくさん潜り込んでおりました。

現在の写真の稜が茶色くなっているところが、その傷跡です。

中心部の成長点をやられて不安でしたが、心配をよそに半年でかなり大きくなってくれました。

 

余談ですが、カイガラムシは捕獲して潰してやったらティッシュが真っ赤になって驚きました。

気になって調べてみたら、カイガラムシって赤の着色料に使われるらしいです。

天然の着色料とありがたがって、カイガラムシ食ってたんですねー・・・

知ってしまったからにはもう赤いお菓子は食えません。

 

フリードリッヒィは浅めのゼリー容器に植えています。

白く健康的な根がしっかりと生えてます。

 

玉扇錦

高級ハオルチア玉扇の斑入り種です。

小さい苗ですが、綺麗に斑が入っています。

 

購入は、今年の1月です。

カリカリでほとんど根の無い子株を破格で入手しました。

改めて購入時の写真を見ると、この状態なら1000円以下でも破格ってことはないですねー・・・。

 

鉢はお馴染みのプリン容器です。

根はあまり見えませんが、水を良く吸うので、見えない部分に太い根が出ているのではないかと推測しています。

 

ルエッティ

ドット柄が可愛らしい小さなサボテンです。

園芸を始めて間もなく、園芸店の店先で出会って一目惚れしました。

しかし、その時は小さな株で2200円という値段にビビッて買えませんでした。

以来、掘り出し物がないかとアンテナを張っていましたが、今年の始めに根無しのカキ仔が800円台で出品されているのを見つけました。

購入時は休眠期という事もあって、縮こまってますね。

真冬に根無しのカキ仔を買うのはリスクが高いですが、故にお安く出品される事があるみたいです。

 

ルエッティは60mlプラカップに植えています。

日本広しと言えども、ルエッティを試飲用プラカップで育ててる人はいないでしょうね・・・。

根はまだ見えませんが、土を掴んでいる感触があるので発根していると思われます。

成長点が凹んで活性化しているように見えるので、たぶん大丈夫でしょう。

 

メロフォルミス錦

ボーダー柄のユーフォルビア斑入り種です。

植え付けを失敗してしまったので、少し曲がっております。

 

購入は2021年7月です。

根無しのカキ仔を購入しました。

ユーフォルビアは根が出にくいので心配でしたが、割とあっさり根を出してくれました。

この頃と比べると結構大きくなってますね。

今年の成長期はこれからですので、期待できそうです。

 

メロフォルミス錦を植えている器は・・・

うわ、コーヒーゼリーの容器でした。

日本広しと言えども、メロフォルミス錦をコーヒーゼリーの容器で(以下略)。

白い根が底まで伸びてます。

ユーフォルビアはあまり根を出さないので、これだけ伸びていれば心配無いと思います。

 

クラッスラの種子の採り方

クラッスラのアウセンシス・チタノプシスの種子が採れました。

大きさは0.5mm以下。

小さいを通り越して粉です、粉。

この1つ1つが立派な多肉になるのですから、不思議なものです。

 

親株はこちらです。

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チタノプシスのような姿をした小さなクラッスラです。

種を蒔いてから1年でこのサイズに成長し、花を咲かせてくれました。

 

クラッスラの交配・採種の仕方については、検索しても1つもヒットしませんでした。

調べても分からなかったので、試行錯誤しながらの独自の方法になりますが、種子が採れるまでの経緯を書き残しておきます。

 

こちらがアウセンシス・チタノプシスの花です。

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クラッスラの花はどれも似ていて、小さな花をたくさん咲かせます。

花が咲いている期間が長いのも特徴で、1ヶ月近く咲き続けます。

そして、あまり良い匂いがしません。ぶっちゃけ、クサいです。

虫媒花のようで、ハナアブがよく寄ってきます。

 

人工的に受粉させる時は、爪楊枝を使うと便利です。

まず、カッターナイフ等で楊枝の先を細くします。

 

楊枝の先をオシベに付けます。

先端に花粉が付いているのが分かります。

 

花の中央に楊枝を差し込み、メシベに花粉を付けます。

これで受粉完了です。

クラッスラは、自家受粉するタイプとしないタイプがあるようです。

アウセンシス・チタノプシスは自家受粉しないタイプのようなので、別株の花同士で受粉させます。

花から花へと受粉作業を繰り返していると、ハナアブになった気分が味わえます。

 

クラッスラの花は、受粉させてもいつまでも咲き続けます。

1ヶ月くらい経って、ようやく花が枯れてきます。

花が枯れても種子はすぐには収穫できません。

さらに1ヶ月くらい経つと、花の中央が割れてきます。

この状態になって、ようやく種子が収穫できます。

開花が3月10日で、収穫したのが5月15日でしたので、開花から2ヶ月以上経って種子が採れたことになります。

 

割れた花をマクロ撮影で拡大してみると、種が1粒ずつこぼれるように小さな穴が空いているのがわかります。

種が一ヶ所に固まって落ちない為の、見事な工夫です。

 

割れた花を摘んで、茶こしの中でバラします。

小さな種子は茶こしをすり抜けるので、種子を分離する事ができます。