石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

銀月【成長記録:2019年・夏】

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■■ 銀月 ■■

2019年・夏

 

~育成環境~

場所:屋外 南向きの軒下 屋根あり

水やり:土が乾いたら(5日~10日に1回程度)

追肥:なし

遮光:あり(60%程度)

 

夏に弱いとのことで、心配していた銀月です。

今のところは順調に夏を越せています。

下葉が落ちる事もなく、美しい姿を保っています。

 

セネシオは断水しない方がいいと判断したので、断水していません。

水やりの回数を減らしてすらいません。

蒸れを防ぐために、鉢の温度上昇対策だけは徹底しています。

 

アルミホイルを鉢に巻いて、鉢の遮光と放熱。

白い石を置いて、表土の温度上昇を抑えています。

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さらにダンボールで簡易二重鉢。

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本来の二重鉢は、間に砂や石を入れるらしいですが、空気の方が熱伝導率が低いので空洞にしています。

見た目がみすぼらしいですが、夏は見た目より生存優先。

 

遮光に関しては、白い毛をまとってセルフ遮光しているので、必ずしも必要ではないかもしれません。

ただし、その白い毛のせいで葉焼けしてもわからないので、遮光した方が安全だと思います。

成長がほとんど止まっているので、遮光した光量でも十分だと判断しています。

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普段はこんな感じに外置きしています

 

親株は気温30℃を超えるようになったあたりから成長が止まりました。

脇芽は夏でも小さいうちは成長を続けています。

一定の大きさになると、成長は鈍るようです。

5月末に出てきた末っ子の脇芽は・・・

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5月末の姿

夏の間もすくすくと成長し、大きくなっています。

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8月中旬現在

脇芽は全部で4つ出ているので、一ヶ所に5つの株が密生している状態で暑苦しそうです。

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秋になったら株分けしようと思っています。


夏に弱いと怯えていたわりには、何の問題もなく順調にきています。

唯一の心配と言えば、白い毛に覆われているので、顔色がわからず、状態の判断が難しいことです。

銀月が突然枯れたという報告が多いのは、状態が悪化しても気づかないからではないかと思います。

夏も残りひと月あまり。

油断せずに見守っていきたいと思います。

 

~8月24日追記~

8月末に状態が悪化してしまいました。

この育て方では問題がありそうです。

詳細は下の記事で。

haworthii.hatenablog.com

 

夏風邪でダウン中に乙女心が消滅

おっさんのブログにはあるまじきセンチメンタルなタイトルとなっております。

内容に偽りは無く、タイトルのまんまなのですが・・・。

 

夏風邪を患ってしまい、高熱を出して3日程寝込んでしまいました。

熱が下がったので、気がかりだった多肉の様子を見に行くと・・・

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乙女心が1株お亡くなりになっていました。

もっと早く気づいていればレスキューできたかもしれませんが、ここまで変色しているともうアウトですね・・・。

おそらく、暑さで衰弱して細菌に感染したものと思われます。

 

同じ鉢の隣の株は葉焼けすらせずに元気そうでした。

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写真では隠れて見えていませんが、乙女心は奥にもう1株残っているので、残り2株で頑張って夏を越してもらいたいです。