石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

万宝と斑入りグリーンネックレス【成長記録:2019年・夏】

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■■ 万宝と斑入りグリーンネックレス ■■

2019年・夏

 

~育成環境~

場所:屋外 南向きの軒下 屋根あり :日中在宅時はエアコン28℃の室内

水やり(上段):多め(2日~5日に1回程度)

水やり(下段):完全に乾いてから(7日~10日に1回程度)

追肥:上段のみ、薄い液肥

遮光:あり(75%程度)

 

万宝と斑入りグリーンネックレスのセネシオコンビです。

純白の大理石が涼し気で、暑さを忘れさせてくれます。

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グリーンネックレスが下段まで伸びてきたので、沢を流れ落ちるような感じになり、理想の形に近づいてきました。

 

6月末に植え替えを強行し、暑さに弱いセネシオ達が夏越しできるか戦々恐々としていました。

そんな不安をよそに、万宝はぷっくりして良い状態を保っています。

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斑入りグリーンネックレスに至っては、夏の間も葉を増やし続けてくれました。

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6月24日

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8月12日

6月24日の写真の後に、挿し木が1本だけ増えています。

それを差し引いても、葉が倍増しているのがわかります。

8月に入り、最高気温が35℃に達するようになると、成長が鈍くなりました。

 

斑入りグリーンネックレスは断水せず、水を多めに与えています。

2日~5日に1度くらいのペースです。

月頭に1度、薄い液肥も与えています。

 

万宝も断水していませんが、成長が止まっているので水やり回数は控えめです。

7日~10日に1度くらいのペースです。

こちらは追肥を与えていません。

 

蒸れ対策のため、鉢の温度が上がらないよう気をつけています。

鉢を囲っている白木が二重鉢の効果を生み、鉢の温度上昇を防いでくれています。

また、純白の大理石が光を反射するので、こちらも温度上昇を防ぐのに一役買ってくれています。

 

始めは50%程度の遮光をしていましたが、50%では不十分だったようで、一部の葉が焼けてしまいました。

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その後、75%程度の遮光にしています。

 

この鉢では斑入りグリーンネックレスの育成が良好で、夏にもかかわらず、出てくる新葉は大粒でツヤツヤです。

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純白の大理石で囲んでいるので、光が乱反射し、他の鉢より光量が多くなります。

それが功を奏しているのかもしれません。

プラダン遮光でUVカットした光を増幅しているので、光量が多くても葉焼けがおこらないのだと思います。

 

斑入りグリーンネックレス【成長記録:2019年・夏】

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■■ 斑入りグリーンネックレス ■■

2019年・夏

 

~育成環境~

場所:屋外 南向きの軒下 屋根あり

水やり:多め(2日~5日に1回程度)

追肥:薄い液肥

遮光:あり(75%程度)

 

夏越しが非常に難しいと実感している斑入りグリーンネックレスです。

梅雨明け直後に直射日光に当ててしまい、大きなダメージを受けてしまいました。

その後、直射日光を避けつつ、色々と試行錯誤しながら、今の姿を維持しています。

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反対側は被害大きめ

天気の良い日は、50%の遮光でも葉焼けが発生しました。

葉焼けをおこすと、その葉は回復することは無く、枯れてしまいます。

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被害甚大

現在は75%程度の遮光で葉焼けを防いでいます。

ずっと日陰に置き続ければ葉焼けは確実に防げますが、今度は葉がブヨブヨになり腐ってしまいます。

日に当てる加減が非常に難しいです。

 

水やりは、断水せずに多めにしています。

表面が乾いたらすぐに与える感じで、だいたい3日に1回程度です。

セネシオは水切れに弱く、断水はリスクが大きいと考えています。

 

根腐れ対策として、鉢の温度上昇には特に気を使っています。

鉢を触った時に、冷たいと感じる状態を保つようにしています。

鉢に日光を当てないことはもちろん、アルミホイルによる遮光・放熱、二重鉢による断熱も実施しています。

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月頭に1度、薄い液肥を与えています。

真夏でも完全には休眠せず、新芽がちょくちょく出てくる為です。

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最高気温が30℃を少し超えるくらいまでは、枯れる葉と新葉が五分五分くらいで均衡を保っていました。

しかし、最高気温が35℃に達するようになると、新葉が真っ先に枯れてしまい、葉は減る一方になりました。

涼しくなるまでは、残った葉を極力減らさないようにしながら耐えてもらうしかないようです。