石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

オロスタキス属ピーチパーフェクトの冬越しの仕方

オロスタキス属ピーチパーフェクトです。 見事に枯れ上がってますね・・・。 3℃以下で外に置いておくと、だいたいこんな感じになります。 しかしこれ、死んでいるわけではありません。 これが、ピーチパーフェクトの越冬姿なんです。 枯れたと思って捨てては…

ラウイを条件を変えて撮ってみる

多肉植物の写真を撮る時は、できるだけ晴れた日の明るい昼間を狙って撮る事が多いです。 ただ、あまりに光が強すぎると、陰影がクッキリしすぎて綺麗に撮れない事があります。 特に白い多肉は撮るのが難しいと感じています。 実際に真っ白なエケベリア・ラウ…

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つの鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんで…

今シーズン初の多肉一斉室内避難

今夜の最低気温が-4℃の予報だったので、ベランダの多肉を一斉室内避難させる事にしました。 -4℃というと、寒さに強い多肉ならギリギリ耐えられそうなラインですが、過去に予報を信じて凍らせたことがあるので、予報±3℃の-7℃を想定しての一斉避難です。 部屋…

赤が目を引く多肉植物(ただしベンケイソウ科は除く)

今年は暖かい日が多いですが、夜間はさすがに冷え込むようになりました。 多肉植物も紅葉が進み、多肉棚は鮮やかな色に染まって賑やかになってきました。 中でも赤い多肉はよく目立ち、一際目を引きます。 赤く染まっているはエケベリアやセダムなどのベンケ…

シャワーでの水やりとゲリラ豪雨の水量

先日園芸店を訪れた際、アルバイトと見られるお嬢さんが、ラウイ満載のトレイにシャワーで水やりをしていました。 結構な勢いでシャワーをぶっかけてまして、ラウイにそんな勢いで水かけないでーと心の中で叫んでしまいました。 お仕事は効率も大事ですから…

真冬に花を咲かせている変わり者

多肉植物は春に花を咲かせるものが多いです。 夏や秋に咲くものもそこそこいますが、中には真冬の1月に花を咲かせている変わり者もいます。 フォーカリア・赤怒涛です。 寒風吹きすさぶ中、鮮やかな黄色の花を咲かせています。 フォーカリアは、毎年12月~1…

AIに無茶振りしてみる

このブログでもお世話になっている「はてなブログ」に、AIタイトルアシストという機能が付きました。 今のところ使う気はありませんが、何度か無料で使えるらしいので、AIに無茶振りして遊んでみる事にしました。 検索しても分からないオリジナル交配多肉の…

辰年なので亀甲竜からスタート

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 今年は辰年ということで、亀甲竜の話題から。 南向き窓際最上段の一等地を占領している亀甲竜です。 2020年10月に種を蒔いて、5株が育っています。 比較的暖かい関東地…

暖冬で元気な多肉植物

もう年の暮れだと言うのにポカポカした日が多いです。 私の住んでいる関東地方は晴れ続きで、多肉植物をとても育てやすい気候となっております。 関東地方、冬は天国なんですよね・・・冬は。夏は地獄です。 寒さに弱い為、11月には早々に室内退避させたラウ…

ようやく綺麗に染まってきたベランダ多肉

今年は12月上旬まで暖かい日が続いた為、我が家の多肉は綺麗に紅葉しておりませんでした。 夏のダメージ回復のために秋に甘やかしていた事も、紅葉の遅れに拍車をかけたようです。 そんなわけで今年の紅葉は諦めていたのですが、ここのところの冷え込みでい…

2024年の郵便料金値上げ、第四種郵便はいくらになるの?

2024年の秋を念頭にした郵便料金の値上げが報道されています。 植物の郵送では多くの方が利用されている第四種郵便はいったいいくらになるのでしょうか。 郵便局のホームページを見ても、値上げについてはまだ告知されておらず、はっきりした事は分かりませ…

お高いサボテンを買ってしまった

お高いサボテンを買ってしまいました。 高いと言っても、にわかの私が高いと感じる程度なんですが・・・ マニアックなサボテンの値段って天井知らずなんですよねー。 で、何を買ったかというとこちらです。 マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ…

夏に焦がしてしまったエケベリアの今の姿

夏の管理を失敗して焦がしてしまったエケベリアの今の様子です。 チワワエンシス 8月 現在 ダイソー産チワワエンシスです。 焦げた部分から萎れてどんどん小さくなってしまい、枯れてしまうかと思いましたが、辛うじて生き残ってくれました。 成長点が動き出…

ドット柄のコノフィツム

先週末はぽかぽかした陽気で、上着無しでも暖かいくらいでした。 そんな小春日和にお出かけしたかったのは人だけではなかったようで・・・ あ!いなくなってる。 ここにはルリタテハという蝶が越冬していたのですが、暖かくて目が覚めてしまったようです。 …

ブルゲリの冬季実生

今年も自作の加温式育苗器を引っ張り出して、冬季実生を始めました。 今年は3鉢全部、コノフィツムのブルゲリを蒔きました。 ブルゲリは2年前にも蒔いているのですが、今年の猛暑で盛大に溶かしてしまい、3株しか残りませんでした。 置き場所や水やり等、反…

吹雪柱と優吹雪柱

ベランダの多肉棚で目立っている2本の白い柱は、クレイストカクタス・吹雪柱と優吹雪柱です。 ・・・たぶん。 たぶんというのは、名無しで買ったからなんです。 去年の春に某ホームセンターで、3本まとめて500円という破格で売ってまして、店員さんに「これ…

多肉界の天使・天女様

多肉植物の中には、天使や天女といった品種名が付いたものがいくつかあります。 例外なく綺麗な品種なんだろうなと思うかもしれませんが、現実はそんなに甘くありません。 天使 小型でとても可愛らしいハオルチアです。 白帝城の変種で、葉の先が全て透明な…

物干し竿の上の多肉トレイの固定方法

このところ強い風の吹く日が増えてきました。 我が家では物干し竿の上に多肉トレイを置いているので、これが飛ばされるのが一番怖いです。 2階のベランダなので、下に落ちれば全滅は必至ですし、万が一、人にでも直撃したら洒落では済みません。 トレイを固…

生きていたメセンブリアントイデス錦

昨年、成長途中で突然白くなったメセンブリアントイデス錦です。 葉緑体が突然無くなったかのように白くなったので、実のところウィルス関連の病気か何かだと思っていました。 メセブリは夏に葉を落とすので、翌年以降は白い葉しか出ずに全斑になってしまう…

魚卵状クリストバル石

前回、コノフィツム用の飾り石を採取してきたお話をしました。 ここ数日、暇を見つけては採取してきた砂礫の中に含まれる柘榴石をちまちま回収していたのですが、柘榴石以外の少し変わった石を見つけました。 これです。 セメントの欠片に見えるかもしれませ…

柘榴石のようなコノフィツム

変わったコノフィツムを買ってしまいました。 軽石のようなボディに血が染み出したような窓。 コノフィツム・ペルシダム・テリカラー(Conophytum pellucidum v. terricolor)です。 テリカラーには窓の形や色に様々なバリエーションがあり、集め出すとキリ…

ツバメの子供もずるかった

「猫ずるい」という言葉があります。 ブログやYouTubeにおいて、主要コンテンツのオマケに犬猫を出す事のよってアクセス数を稼ぐやり方を揶揄した言葉です。 別に否定的な言葉ではなくて、犬猫に癒された後、「やっぱ猫ずるいわ~」といった感じで使います。…

結晶質石灰岩とメセンブリアントイデス

ブルビネ属メセンブリアントイデスを、結晶質石灰岩の隙間に植えてみました。 メセンブリアントイデスは、大きく育てた後に強光に当てると、葉先が潰れて水袋のようになります。 これは今年5月の姿です。 石灰岩の隙間で育てれば、潰れた時に高山帯にある湖…

寒さに弱い多肉を室内退避

急に寒くなりました。 比較的暖かい関東南部でも、14日の未明は3℃まで下がったようです。 ほんの一週間前まで25℃以上あったので、寒さ対策なんてまるで頭になく、完全に油断していました。 私の育てている植物の中で、一番寒さに弱いアンボイニクスです。 寒…

傾いたルリタテハとラウイの植え替え

またまたルリタテハの話題からです。<5回連続・・・ ベランダで越冬中のルリタテハが、このところ斜めに留まるようになりました。 重力に逆らっているので、結構大変そうです。 不思議に思って調べてみたところ、これがルリタテハの越冬姿勢だそうです。 樹…

ルリタテハの引っ越しと虫っぽい多肉植物

4回連続のルリタテハネタからです。 我が家のベランダで越冬中のルリタテハです。 せっかく越冬場所に選んでいただいたのですが、この場所、ちょっとマズいんです。 ベランダへの出入り口がココでして、出入りの際に屈まないとチョウに頭がぶつかってしまう…

越冬ルリタテハと黒曜石

前々回、ルリタテハが我が家のベランダを寝床にしているという話を書きました。 このルリタテハ、1日中ベランダに居座るようになりました。 どうやら、ここで越冬する気みたいです。 ルリタテハは成虫で越冬するんですね。 なんでも、越冬中のルリタテハは蝶…

昨夜はひどい風でした

昨夜は強風が吹き荒れました。 寝る前の予報では風速6m程度だったので、多肉周りは特に対策を取りませんでした。 で、ご覧のあり様です・・・。 明け方に風の音で目が覚めてしまう程の暴風で、最大瞬間風速は16.2m。 風向きが悪く、ちょうどベランダを吹き…

ベランダを寝床にしている青い蝶

最近、夕方になると我が家の狭いベランダに変な物がぶら下がるようになりました。 物干し竿の上に乗せている多肉トレイの下です。 錆びてボロボロになった金属片のように見えます。 正体はルリタテハという蝶でした。 この錆びたような色は樹皮に擬態してい…