石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

銀月【成長記録:2019年・夏】

f:id:haworthii:20190811153131j:plain

■■ 銀月 ■■

2019年・夏

 

~育成環境~

場所:屋外 南向きの軒下 屋根あり

水やり:土が乾いたら(5日~10日に1回程度)

追肥:なし

遮光:あり(60%程度)

 

夏に弱いとのことで、心配していた銀月です。

今のところは順調に夏を越せています。

下葉が落ちる事もなく、美しい姿を保っています。

 

セネシオは断水しない方がいいと判断したので、断水していません。

水やりの回数を減らしてすらいません。

蒸れを防ぐために、鉢の温度上昇対策だけは徹底しています。

 

アルミホイルを鉢に巻いて、鉢の遮光と放熱。

白い石を置いて、表土の温度上昇を抑えています。

f:id:haworthii:20190811154409j:plain


さらにダンボールで簡易二重鉢。

f:id:haworthii:20190811154456j:plain

本来の二重鉢は、間に砂や石を入れるらしいですが、空気の方が熱伝導率が低いので空洞にしています。

見た目がみすぼらしいですが、夏は見た目より生存優先。

 

遮光に関しては、白い毛をまとってセルフ遮光しているので、必ずしも必要ではないかもしれません。

ただし、その白い毛のせいで葉焼けしてもわからないので、遮光した方が安全だと思います。

成長がほとんど止まっているので、遮光した光量でも十分だと判断しています。

f:id:haworthii:20190811154900j:plain

普段はこんな感じに外置きしています

 

親株は気温30℃を超えるようになったあたりから成長が止まりました。

脇芽は夏でも小さいうちは成長を続けています。

一定の大きさになると、成長は鈍るようです。

5月末に出てきた末っ子の脇芽は・・・

f:id:haworthii:20190518221330j:plain

5月末の姿

夏の間もすくすくと成長し、大きくなっています。

f:id:haworthii:20190811153741j:plain

8月中旬現在

脇芽は全部で4つ出ているので、一ヶ所に5つの株が密生している状態で暑苦しそうです。

f:id:haworthii:20190811153859j:plain

秋になったら株分けしようと思っています。


夏に弱いと怯えていたわりには、何の問題もなく順調にきています。

唯一の心配と言えば、白い毛に覆われているので、顔色がわからず、状態の判断が難しいことです。

銀月が突然枯れたという報告が多いのは、状態が悪化しても気づかないからではないかと思います。

夏も残りひと月あまり。

油断せずに見守っていきたいと思います。

 

~8月24日追記~

8月末に状態が悪化してしまいました。

この育て方では問題がありそうです。

詳細は下の記事で。

haworthii.hatenablog.com