何の問題も無く、夏を過ごしてきた銀月。
暑さのピークを越えたこの時期になって、急に調子が悪くなってきました。
中段の葉にシワが寄ってきました。
下葉が萎れるなら問題はないのですが、断水をしていないのに、このシワの寄り方はかなりマズイです。
状態確認の為、白いフェルトを剥がしてみることにしました。
汚れないように大事に育ててきた銀月・・・
真っ白なフェルトを剥ぐのは、断腸の思いです・・・
しかし、今後育てていく上で、状態を確認しておく事は必ずプラスになるはずです。
完全にダメな色になっていました・・・
これは回復は絶望的です。
健康そうな葉も剥いでみます。
こちらも緑色が濃く、状態は悪そうです。
こっちはたぶんダメですね・・・
萎れるのは時間の問題かと思います。
白いフェルトに覆われていると、状態悪化に気付けないのが本当に厄介です。
原因はいろいろ考えられますが、可能性が高そうなのは、水のやりすぎと日照不足です。
水は断水せずに、多肉植物としては多めに与えていました。
状態が良く見えたので、水やりの回数を減らさずに夏越しさせていましたが、やはり多すぎたかもしれません。
日照不足については、梅雨明けから雨がほとんど降らなかったので、ずっと日が出ているものだと勘違いしていました。
過去の天気を見ると8月10日以降はほぼ曇り空で、お日様が出ている日は少なかったんですね・・・。
しわが寄っている葉は片面に偏っており、反対側は健康そうに見えます。
日当たりが偏っていたかもしれません。
遮光に関しても、斑入りグリーンネックレスのおつきあいで、ここのところ75%遮光エリアに入れていました。
白いフェルトを剥がしてみてわかったのですが、予想以上にフェルトが厚く、これだけで80%以上の遮光効果がありそうです。
そのうえで、75%もの遮光をしてしまったら、どう考えても光量不足です。
暑さと葉焼けを警戒するあまり、光量を疎かにしていました。
状態改善させるべく、水をしばらく控えて、日の当たる場所に移動させました。
これで改善が見られなければ、根のダメージが考えられるので、植え替えも視野に入れなければなりません。
時期的に植え替えは避けたいところです。
夏に弱いと言われている銀月。すんなり夏越しとはいかないようです・・・