ピレア属のセルピラケア・グロボーサと、オレンジ色のメノウの組み合わせです。
円形の鉢の中央にメノウを積み上げ、周りにピレアグロボーサを配置しました。
これなら背丈が伸びても見栄えが悪くならず、育つほどに味が出てくるのではないかと思います。
ピレアグロボーサは小さな丸い葉の下半分が透明という芸術的な植物です。
ピレアが属名、セルピラケアが種名で、グロボーサは”球状”を意味する品種名らしいです。
露鏡(つゆかがみ)という綺麗な和名もあります。
ピッタリな和名だとは思うのですが、上品すぎて少々使いにくいです。
ピレアグロボーサの通り名で普及しており、わかりやすいのでピレアグロボーサで通したいと思います。
ピレアグロボーサは、メノウと合わせても見劣りしない植物として、密かに注目していました。
逆光で真価を発揮するタイプ同士、相性も良さそうです。
流通量の多い品種ではないので、出会えるのを気長に待っていましたが、買い物ついでに覗いた園芸店でばったり出会えてしまいました。
高額多肉だと思っていたのですが、予想していたよりもずっとお安くて助かりました。
ピレア属というのは聞き慣れない属名ですが、観葉植物としては知られた属名らしいです。
育て方も、観葉植物に準じた方が上手くいくようです。
葉水をしたほうが良いという情報もちらほら見かけました。
原産国は、南米大陸北部西海岸のエクアドル、ペルー、ボリビアです。
標高1000m以上の高地に自生しているそうです。
ピンポイントで原産地情報が載っているサイトがあったので、グーグルアースで確認してみたところ、緑は多めですが、乾燥気味で、湿潤というわけでは無さそうでした。
原産地の気候も考慮し、水多め(多肉基準)、日光ガンガン、葉水無しで育ててみようと思います。
石は茨城産のメノウです。
拾い集めたメノウの中でもキレイどころを選抜して使いました。
石英系の石は頑強なので壊れませんし、汚れても洗えば綺麗になります。
大事に仕舞い込むよりは、鉢植えや水槽などの目につく所に飾った方が、拾ってきた意味があるというものです。
鉢は100円ショップ・キャンドゥで売っている、folioというブランドのプラスチック製サラダボウルです。
石を配置するにはちょうど良いサイズで、強度があり、深さもそれなりなので気に入っています。