石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

亀甲牡丹の実生①:種まき・発芽

亀甲牡丹というサボテンの種子を買ってしまいました。

亀甲牡丹は見た目がサボテンらしくないサボテンで、フォーカリアのような外見をしています。

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出典:Wikimedia Commons

初めて見た時からカッコイイなぁと思っていたのですが、お高いサボテンなので、指をくわえて見ているだけでした。

種から育てる事も考えましたが、種もお高い上に立派に育つまでに10年以上かかる代物らしいので、躊躇していました。

そんなときに、半額で買えるクーポンとか貰ったら買っちゃいますよねー・・・。

↑業者の思う壺

 

種子は1.5mmくらいの黒い種子で、サボテンの種子としては大きめの部類でしょうか。

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種まき

11月11日に7粒の種を蒔きました。

サボテンの撒種をするには寒すぎる時期ですが、室内栽培で、室温は15℃~23℃くらいなのでギリギリ大丈夫だろうと判断しました。

 

種の蒔き方は、いつもながらの腰水も霧吹きもしないお手軽な方法です。

種を100倍希釈キッチンハイターにくぐらせて消毒した後、水洗いします。

プラスチック容器に熱湯消毒した川砂をいれ、湿らせた後に種を撒きます。

種が大きめなので、川砂も種と同じくらい粒の粗い物を使いました。

種は上に乗せるだけで、覆土はしません。

蓋をして、直射日光の当たらない明るい場所に放置します。

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種まき後:10日目

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1つ発芽しているのを見つけました。

実生をやっていると、この瞬間がたまらなく嬉しいです。

 

種まき後:14日目

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6つ発芽しました。

発芽率は86%(6/7)と、十分すぎる結果です。

(11/27追記)

発芽しなかった種にわずかに切れ込みを入れたところ、翌日に根を出してくれました。

発芽率は100%となりました。

芽は薄いピンク色をしています。

発芽したての芽の画像は検索しても見つからず、気温が低くてピンク色なのか、元々そういう色なのか判断がつきません。

モモみたいで可愛らしいのですが、少し心配です。