昨年からハマっている多肉植物の実生。
種から育てると、成長する過程が見えて楽しいですし、愛着も湧きます。
多肉植物を集めるだけでなく、育てるのも好きな方は、実生もきっと楽しいと思います。
この春、サボテン、メセン、ハオルチア、クラッスラの種を蒔きました。
それぞれ、順調に育ってくれています。
こうなると、まだ蒔いたことの無いエケベリアとセダムも実生してみたいと思うようになりました。
思い立ったが吉日ということで、さっそく種子を購入してみました。
購入したのは、エケベリアのブラックエボニー(黒檀エボニー)と、セダムのミクロスタキウムです。
エケベリアは、カンテか(白いの好き)、ラウイか(白いの好き)、エボニーか(シャープでかっこいい)悩んで、エボニーにしました。
全部買っても良かったのですが、全部育ってしまうと後が大変そうなので、自重しました。
セダムは、葉挿し、挿し木で簡単に増える種が多く、単価も安いので種子から育てる利点があまりありません。
そこで、園芸店ではお目にかかれないような珍しい品種を探してみました。
見た事も無いレア種が手に入るのも、実生の利点のひとつです。うまく育てば、ですけど・・・。
ミクロスタキウムは、キプロス島トロードス山脈の高山地帯にしか生息していない貴重なセダムです。
親株の写真を見ると、ロゼット状に展開した葉を紫色に紅葉させた姿は、息を呑むほど美しいです。
うまく育てて、実際に紅葉した姿を見てみたいものです。
毎度のことながら、種子の写真は撮り忘れましたので、発芽後の写真です。
こちらはブラックエボニーです。
可愛らしい双葉ですが、ありきたりな双葉なので雑草の芽に見えなくもありません。
蒔いてからわずか2日で発芽し、その後もワラワラと芽吹いてくれました。
蒔いた数は数えていませんが、ほとんど発芽したのではないかと思います。
優秀な種子で助かります。
続いて、ミクロスタキウムです。
エケベリアの芽とそっくりです。
エケベリアとセダムは、同じベンケイソウ科の近縁の属なので、よく似ているのでしょう。
こちらも蒔いてから2日目に発芽しました。
発芽数は10日目には100を超えました。
確か50粒で購入したはずですが・・・ほんと、ありがとうございます。