石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

少しだけ特徴が見えてきた実生ハオルチア

今年の春にハオルチアの種を2種類蒔きました。

コレクタ選抜種のジュピターと、[ブラックベルディアナ × レイトニー]の交配です。

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左が[ブラックベルディアナ × レイトニー]、右がジュピターです。

左の苗の方が細葉で明るい緑色をしています。

明るい色はレイトニー譲りかもしれません。

レイトニーは紅葉が醒めると明るいライトグリーンになります。

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こちらが父親のレイトニー。

レイトニー譲りのライトグリーンだとすると、冬には赤く色付いてくれるかもしれません。

 

[ブラックベルディアナ × レイトニー]はまだ2枚目の葉が出てきたばかりですが、この葉に早くも特徴が出ていました。

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立派なトゲが生えています。

ブラックベルディアナの特徴を引き継いでいるようです。

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こちらが母親のブラックベルディアナ。

全ての苗が同じ特徴を持っているわけではなく、中にはトゲの短いのもいます。

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特徴に違いのある2種間での交配なので、子供の特徴も多岐に渡りそうです。

幼苗は60以上あるので、その中のいくつかは期待していた赤いレース系のハオルチアになってくれるかもしれません。

 

ジュピターの方は2ヶ月以上早く蒔いた事もあり、3枚目の葉が出てきています。

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こちらは、短くどっしりとした感じの葉です。

葉の内側に薄い斑点が出ています。