石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

ベランダ環境改善の効果と実生苗の様子

先週末、全国的に6月とは思えない暑さになりました。

私の住んでいる地域は、アメダスによると最高気温36.7℃まで上がったようです。

去年までは、こんな日のベランダは50℃に迫っていたのですが・・・

35℃!

多肉達が十分に耐えられる温度です。

別に涼しいわけではないのですが、涼しく感じてしまいます。

ベランダの環境改善のおかげです。

仕切りの反対側の温度はというと、

42.5℃。

これでも去年に比べるとだいぶマシです。

排熱を吸気して、温度が上がり続けるという悪循環が無くなった為だと思います。

エアコンの効きも明らかに良くなりました。

仕切りを立てただけですが、効果抜群です。

 

ベランダの環境が良くなったとはいえ、外に出しているのはサボテンを筆頭とした暑さに強い多肉たちで、小さな実生苗はエアコンの効いた室内で過保護に育てております。

左側がプセウドリトス・ミギウルティヌス、右上がスーパー兜・アロータイプ、下の方の小さいのがエスコバリア・アブディタです。

この鉢は、普段はキノコバエ対策のシールドを被せている事もあってか、脱落無しで育っています。

お高い種子なのでVIP待遇です。

 

プセウドリトスは丸く膨らんで、ごつごつした模様が出てきました。

 

スーパー兜は白い模様が見え始めました。

まだぽつぽつとした白で形にはなっていませんが、最終的にどんな模様になるのかとても楽しみです。

 

アブディタは、昨年10粒蒔いて、1つだけ発芽しました。

1つだけだと寂しかったので、今年追加で10粒買ってしまいました。

発芽率は7/10と、なかなか優秀でした。

蒔き方は基本的に去年と一緒なので、発芽率は種子の質によるところが大きいのかなと思います。

昨年1つだけ発芽したアブディタです。

過保護に育ててしまったのでノッポですが、元気に育っています。

アブディタらしい太い白刺が出てきました。

小さな花が咲いているようで、可愛らしいです。

 

春に蒔いたエケベリア、ビフィダ(Xichu)です。

5個発芽して、1つ分頭して全部で6頭になりました。

ビフィダはシルバーメタリックなエケベリアです。

光沢が強くなって、カッコ良くなってきました。

 

キラキラした丸い球、ブルゲリです。

発芽してから4ヶ月が過ぎました。

先日、1回目の植え替えをしました。

色の薄かった1株が早々に脱落してしまい、植え替え時に傷つけてしまった1株も瀕死に陥っています。

小さな苗の植え替えは難しいです。

 

キラキラしてない丸い球、カルキュルスです。

こちらも一緒に植え替えをしました。

こちらは脱落ゼロ。

まん丸で美味しそうです。

 

アガベ・姫笹の雪です。

今月の初めに蒔いたばかりですが、早くも窮屈になってきました。

もっと広いところに蒔けば良かったです。

アガベは芽がでかくて成長も早いので、安心感があります。

小さい芽だと、ちょっとした事で消えそうで怖いんですよね。

種子も大きくて蒔きやすいので、多肉の実生を始めるならアガベから始めると良いかもしれません。