このブログではつぶつぶ模様の十二の巻はよく登場しますが、ツリスタ系は載せた事が無かったので、我が家にあるツリスタ系3種をご紹介します。
ツリスタは硬葉系ハオルチアにしか見えませんが、ツリスタ属という独立した属で、厳密にいえば硬葉系ハオルチア(ハオルチオプシス)ではありません。
とはいえ分類なんてよく変わるものですし、園芸品として扱う上では、ひっくるめて硬葉系ハオルチアでいいと思います。
秋天星
小型のツリスタ「ミニマ」の選抜種、秋天星です。
白点が密に詰まった美しい品種です。
十二の巻の斑点タイプに似ていますが、秋天星の白点は円に近く、大きさが揃っています。
白点が満遍なく分布していて、葉の内側にも分布しているのも特徴です。
また、白点に透明感があるのもツリスタ系の特徴です。
こちらは似た感じの十二の巻「無銘」です。(特殊なタイプなのに名無しなので無銘と呼んでいます)
十二の巻の白点は真っ白で透明感がありません。
たまに秋天星の札がついているのを見かける「満天の星」。
こちらはガステリアの血が入った品種です。
秋天星と違い、白点が小さな点状で分布がまばらです。
若い葉は白点も密で、秋天星と混同してしまうのも分かりますが・・・
せめて園芸店で売るときは正しい名札を付けて欲しいものです。
ゼニガタ
綺麗な円形のつぶつぶが美しいゼニガタ。
カキ仔をお安く買ったのでまだ頼り無い感じですが、がっつり根付いているのでこれからが楽しみです。
マルギナータ・パール
大型のツリスタ・マルギナータの選抜種か交配種。たぶん同属の交配種。
淡い葉色に大きなつぶつぶが密に入り、とても美しい品種だと思います。
大型種のマルギナータがベースという事で、このまま大きくなってくれれば迫力のある株になりそうです。