石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

久しぶりに衝撃を受けた多肉植物

姿形が多種多様な多肉植物

常識外れな姿をした物もあり、初めて見ると衝撃を受ける植物も多いです。

私が多肉植物というものを知って、初めに衝撃を受けたのが銀月です。

世の中にはシルバーリーフと言われる白い葉の植物がある事は知っていましたが、ここまで真っ白な植物があるとは思いませんでした。

それに、白い植物は大抵白い粉を纏っているのですが、銀月はフェルトのような物で覆われているのです。

こんな植物が自然界に存在するのかと驚きました。

 

パピラケアを初めて見た時も、衝撃を受けました。

ウロコの生えたヘビのような植物なんて在りえないと思いました。

手に入れた後も、毎日動く、先っぽに可愛らしい花が咲く、変な種サヤができる等、興味は尽きませんでした。

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パピラケアの記事だけで47もある事からも、どれだけ夢中になっているかが分かりますね。

 

多肉歴もそこそこ長くなってくると、変な草も見慣れてくるので、大抵の事では驚かなくなってきました。

ところが先日、ある多肉植物を見て久しぶりに衝撃を受けました。

それがこちらです。

レノフィルム・グッタツム <f. variegata hort>です。

シルバーの葉に芸術的な赤のマーブル柄。

これが作り物ではなく、生きている植物だというのですから驚きです。

この配色、何かに似てるなーと思ったら、あれですね、ウルトラマンです。<年がバレる

 

う~ん、どの角度から見ても面白い。

多肉の世界には、まだまだ驚かされる事がたくさんありますね。

 

春の採り蒔き

今年も何種類かの多肉植物から種が採れました。

今は種を蒔くには最適な時期なので、さっそく蒔いてみました。

 

パピラケア

毎年恒例になっているパピラケアです。

今年採れた種子もあるのですが、昨年採れたものがたくさん残っていたので、そちらを蒔きました。

100粒蒔いて、5日目にして91粒が発芽しています。

パピさん、相変わらず優秀です。

 

ブルビネ・メセンブリアントイデス

昨年種子を買って実生したメセブリから、この春、早くも種子ができました。

サイクルが1周したようでうれしいです。

メセブリは秋蒔きが良いとされていますが、待ちきれずに100粒蒔いてみました。

昨年も春蒔きして全部生き残ったので大丈夫でしょう。

5日経ちましたが、まだ1つも発芽していません。

昨年も発芽が揃うまで3週間かかったので、焦らず待つことにします。

 

ハオルチア交配

今年はハオルチアの花芽がたくさん上がったので、色々交配してみました。

無茶な掛け合わせをしたにもかかわらず、予想外にたくさん結実してくれました。

 

多種類の種子が少しずつ出来てしまったので、細かく仕切って撒種しました。

 

 

個人的に期待している交配種をいくつか。

ブラックベルディアナ × グラシリデリアーナ

レース系のブラックベルディアナと小型のグラシリデリアーナの組み合わせです。

小型のレース系になってくれるとうれしいです。

 

ハイデルベルゲンシス × 阿寒湖 

葉先に小さな窓があるハイデルベルゲンシスと、大窓の阿寒湖。

草系とコンコレの異色の組み合わせです。

どっちつかずの改悪にしかならない気もしますが・・・何事も経験です。

 

ピンクピクタ × ティンカーベル

さすがに結実しないだろうと思いつつ受粉させて、予想外に結実してしまった組み合わせです。

大きさも葉型もまるで違います。

共通点の見えない2種から、どんな子供ができるのか楽しみです。