石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【コノフィツム】

2024年春蒔きのブルゲリの植え替え

2024年初春に蒔いたブルゲリです。 もうすぐ丸2年になります。 蒔いてから一度も植え替えをしていません。 ブルゲリは根が弱く、植え替え時に痛めて枯らせてしまう事が多いので、極力植え替えずに育ててみました。 成長は遅くなりましたが、生存率は高くなり…

過保護にしすぎた感のある夏越し多肉

週間天気予報の最高気温に30℃を下回る日がちらほら見えるようになりました。 早朝は涼しさも感じるようになりましたし、夏はそろそろ終了でしょうか。 夏に腐らせてしまう事が多いラウイです。 大きな株ほど腐りやすいように思います。 我が家のエース株であ…

厳しい夏でしたが、あと少しの我慢です

今年も残暑が厳しく、長い夏となっています。 うんざりするような暑さも、あと1,2週間の我慢でしょうか。 早く秋が来てほしいものです。 この夏、特に気にかけて夏越しさせていたウサギゴケです。 秋を待たずに満開となりました。 環境次第で、夏でも花が咲…

動き始めた小さな実生苗

すっかり春めいた陽気になり、冬の間は動きが無かった小さな実生苗が動き出しました。 昨年10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 芽の中央から、デメキンのような新葉が出てきました。 丸みがあるので、リトープスというよりコノフィツムっぽいですね。 親…

終わったと思っていた冬に逆戻り

一週間前に、もう冬は終わったようなので週末に多肉の配置換えをしよう、と書いたのですが・・・ 完全に冬景色ですね。 今週末には-2℃の予報も出てますし、配置換えは見送る事にしました。 気温は冬に逆戻りしてしまいましたが、春は確実に近づいているよう…

赤いほっぺが可愛いコノフィツム

関東平野部、今日から最低気温マイナスの予報が消えました。 冬は終了という事で良さそうですね。 週末に多肉入れ替え、液肥入りの水やりをしようかと思います。 今日は赤が可愛らしいコノフィツムを2つ。 紅小袖です。 スリットの深い足袋型コノフィツムで…

麗虹玉はいつ麗虹玉になるのだろうか

10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 発芽してから4ヶ月程になります。 現在は鮮やかな緑色のビーズのような姿で、ツヤピカしていて状態は良さそうです。 こちらが今は亡き親株です。 子供にも同じような模様が出てくれると嬉しいです。 リトープスの実生…

タネから育てたツヤピカ多肉

2022年2月にタネを蒔いて育てたブルゲリです。 惚れ惚れするほど美しく育ってくれました。 ・・・まぁ、おめかしはしてるんですけど。 表面の古皮を除去してから撮影しております。 ブルゲリというと写真のようなツヤピカの姿で掲載されている事が多いですが…

また変なコノフィツムを買ってしまった

ここ最近コノフィツム熱が下ってきたかと思っておりましたが、気のせいだったようです。 また変なコノフィツムを買ってしまいました。 Conophytum chrisocruxum SH2275 Witkoppies. TL. クリソクルクスム。 舌噛みそうな名前です。 少なくとも後半の読みはク…

メシベ発見!

コノフィツムのデビウムです。 白と桜色の可愛らしい花を咲かせております。 前々回、受粉させたいけどメシベが見当たらなくて困っているという話をしました。 花粉をタップリ抱えたオシベはあるのですが、メシベが無いのです。 後日、もう一度観察してみた…

メシベどこ?

10月上旬に開花したコノフィツム・デビウムです。 1つしか咲かなかったので交配できないと嘆いておりましたが・・・ 10日ほど経って、めでたく全ての株が蕾を付けてくれました。 しかし・・・花の色が全部違うぞ? 右側の少しくたびれているのが最初に咲いた…

コノフィツムの開花:2024年10月

何回か前にご紹介した伸ばし気味のコノフィツム、デビウムです。 デメキンみたいな頭が面白い品種です。 この中の1つが花を付けているのを見つけました。 薄ピンク色の小さな花です。 オオイヌノフグリやスミレのような小さくて可愛らしい花に心動かされるタ…

多肉・サボテンの種蒔き:2024年・秋

気温が15~25℃の範囲に落ち着き、多肉・サボテンのタネを蒔くには最適な季節になりました。 今年は春に採れた種子を何種かと、新たに購入したサボテンの種子を蒔いてみました。 麗虹玉 お気に入りだったリトープス・麗虹玉です。 初夏に側面を焼いてしまい、…

多肉界で最もセクシーな多肉:パゲアエ

多肉界で最もセクシーな多肉、コノフィツムのパゲアエです。 何がセクシーかと申しますと・・・ なんか口紅付けてるんですよね。 この口紅は寒くなって日に当てると鮮やかになってくるので、紅葉的なものなのかもしれません。 じっくり見ると、一つ一つ違う…

2024年春蒔きの実生苗の様子

今年の初春から初夏にかけて蒔いた多肉・サボテンの実生苗の様子です。 ブルゲリです。 光に当てるとキラキラして宝石のようです。 初めて実生した時は夏にごっそり減らしてしまったのですが、今回はだいたい生き残っております。 肥料は最低限で、表土が乾…

青光りするコノフィツム

コノフィツム・デビウムです。 22年冬実生で、蒔いてから1年半くらいになります。 透明感のある大きな窓が特徴です。 成株はお高くて手が出なかったので、種子を購入して育てた次第です。 実生を覚えると、入手できる多肉の幅が広がるのが嬉しいです。 さて…

夏季休眠に入った亀甲竜やらメセンやら

6月に入り、夏の休眠に入る多肉が増えてきました。 亀甲竜は葉が黄色くなり、葉を落とし始めました。 例年通りのサイクルです。 まだ緑色の葉も残っているので、完全に枯れたら蔓を切って、日陰で夏越しさせようと思います。 ルスキア属・白天子は分かりやす…

足袋型コノフィツムの脱皮

我が家にある唯一の足袋型コノフィツム、レガレです。 ボディ中央に丸い窓のある変わった奴です。 こういう変な多肉、好きなんですよねぇ。 右奥にあるコノフィツムと比べてもらえると分かると思いますが、かなり大型の品種です。 もっと小さな品種だと思っ…

脱皮進行中

リトープスの脱皮が進行中です。 麗虹玉です。 特にトラブルもなく、順調に脱皮できていると思います。 リトープスの脱皮は初めての経験なもので、なかなか興味深かったです。 古い葉が萎むのに合わせて、新葉が急成長しているように見えました。 おそらく古…

【実生検証】ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違い(結果)

ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違いを検証した結果です。 30日目までの発芽数です。 7日目 14日目 30日目 8~20℃ 20~28℃ 8~20℃ 20~28℃ 8~20℃ 20~28℃ ワインカップ 0/20 1/20 0/20 1/20 0/20 1/20 ブルゲリ 8/50 25/50 35/50 48/50 35/50 4…

毛深いステファニー

コノフィツムのステファニーです。 一粒5mm程の小さなコノフィツムです。 コノフィツムなのに毛が生えている時点で面白いのに、この見た目で名前が可愛らしいステファニー。 小さくて毛に覆われている姿は可愛らしいっちゃ可愛らしいのですが、どちらかとい…

ヒーローではなかったコノフィツム

コノフィツムのマーベルズミルクマンです。 あろうことかオマケでいただいてしまいました。 ほんとありがとうございます。 血管が浮き出ているような不思議な模様のコノフィツムです。 血管模様に加えてシワが寄っている事もあって、苦悶の表情を浮かべてい…

【実生検証】ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違い(途中経過)

10日ほど前に、クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)を自家受粉させてできた種子を蒔いてみたという話をしました。 その途中経過です。 種子は加温式育苗器(20~28℃)と室内置き(8~20℃)の2ヵ所に分けて蒔き、発芽率の違いを検証してみました。 スペ…

魔眼・ウィッテベルゲンセ

昨年末あたりから、コノフィツムにやたらと食指が動くようになりました。 気に入った物をいくつか購入しましたが、欲しいコノフィツムは後を絶たず、かと言って気軽に買えるお値段でもなく・・・。 亡き祖父がメセンマニアだったので、コノフィツム沼が相当…

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つの鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんで…

赤が目を引く多肉植物(ただしベンケイソウ科は除く)

今年は暖かい日が多いですが、夜間はさすがに冷え込むようになりました。 多肉植物も紅葉が進み、多肉棚は鮮やかな色に染まって賑やかになってきました。 中でも赤い多肉はよく目立ち、一際目を引きます。 赤く染まっているはエケベリアやセダムなどのベンケ…

暖冬で元気な多肉植物

もう年の暮れだと言うのにポカポカした日が多いです。 私の住んでいる関東地方は晴れ続きで、多肉植物をとても育てやすい気候となっております。 関東地方、冬は天国なんですよね・・・冬は。夏は地獄です。 寒さに弱い為、11月には早々に室内退避させたラウ…

ドット柄のコノフィツム

先週末はぽかぽかした陽気で、上着無しでも暖かいくらいでした。 そんな小春日和にお出かけしたかったのは人だけではなかったようで・・・ あ!いなくなってる。 ここにはルリタテハという蝶が越冬していたのですが、暖かくて目が覚めてしまったようです。 …

ブルゲリの冬季実生

今年も自作の加温式育苗器を引っ張り出して、冬季実生を始めました。 今年は3鉢全部、コノフィツムのブルゲリを蒔きました。 ブルゲリは2年前にも蒔いているのですが、今年の猛暑で盛大に溶かしてしまい、3株しか残りませんでした。 置き場所や水やり等、反…

魚卵状クリストバル石

前回、コノフィツム用の飾り石を採取してきたお話をしました。 ここ数日、暇を見つけては採取してきた砂礫の中に含まれる柘榴石をちまちま回収していたのですが、柘榴石以外の少し変わった石を見つけました。 これです。 セメントの欠片に見えるかもしれませ…