石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【多肉植物・他】-メセンブリアントイデス

受粉職人と素人の差

今年も満開のメセンブリアントイデス。 メセブリが咲くとやってくるのがコハナバチです(ヒメハナバチかも)。 毎年恒例。 お腹にガッツリ花粉を溜め込んでますね。 花粉をせっせと集めて受粉のお手伝いをしてくれます。 朝、目覚めてメセブリの花を確認する…

増やしたいけど増やせないメセブリ錦

メセンブリアントイデス錦です。 直射日光に当てる事で完全に透明なメセブリを目指しておりましたが、光を当てすぎたところが溶けて少々みすぼらしくなってしまいました。 溶けるのはそういう性質なので問題ないのですが、透明化させつつ溶かさないように調…

世界一綺麗な草

全窓化計画実行中のメセンブリアントイデス錦です。 全窓化計画というのは、直射日光に当たると窓が出来るというメセブリの特徴を活かして、全斑の葉を丸ごと窓化させてしまおうという夢の計画です。 風の無い晴れた日限定でベランダで日光浴させてみたとこ…

外に出すのが早すぎたメセンブリアントイデス

今季の冬は暖かい日が多く、室内で育てていたメセンブリアントイデスの花芽が例年より早く伸びてきました。 2月15日からは最低気温5℃~10℃が続いていたので、もう外に出しても大丈夫だろうと考え、ベランダに出しました。 雨天で急に冷え込んだ2月21日に開花…

光る激レア多肉「つらら(仮)」

実生(タネから植物を育てる事)していて偶然生まれたメセンブリアントイデス錦(Bulbine mesembryanthoides variegata)です。 透明感が凄まじく、肉厚にも関わらず光を簡単に透過します。 このメセブリ、夏になると葉を落として地上部は全て枯れるのですが、…

暖冬で元気な多肉植物

もう年の暮れだと言うのにポカポカした日が多いです。 私の住んでいる関東地方は晴れ続きで、多肉植物をとても育てやすい気候となっております。 関東地方、冬は天国なんですよね・・・冬は。夏は地獄です。 寒さに弱い為、11月には早々に室内退避させたラウ…

生きていたメセンブリアントイデス錦

昨年、成長途中で突然白くなったメセンブリアントイデス錦です。 葉緑体が突然無くなったかのように白くなったので、実のところウィルス関連の病気か何かだと思っていました。 メセブリは夏に葉を落とすので、翌年以降は白い葉しか出ずに全斑になってしまう…

結晶質石灰岩とメセンブリアントイデス

ブルビネ属メセンブリアントイデスを、結晶質石灰岩の隙間に植えてみました。 メセンブリアントイデスは、大きく育てた後に強光に当てると、葉先が潰れて水袋のようになります。 これは今年5月の姿です。 石灰岩の隙間で育てれば、潰れた時に高山帯にある湖…

【動画】メセンブリアントイデスの青光り

青く光る事で有名なブルビネ・メセンブリアントイデスです。 確かに青く光っています。 葉の内部がオパールのようにキラキラ光るのですが、静止画だと光り方がうまく伝わりません。 デジタル画像だと加工が簡単なので、色もいまひとつ信用できませんよね。 …

遮光を外しました

ベランダの多肉棚の遮光シートを外しました。 10月いっぱい遮光するというのは慎重すぎる気もしますが、今秋は焦がす多肉がゼロだったので、結果的には良かったと思います。 来年以降も11月まで遮光を外さない方針でいきます。 日に当てないと紅葉が遅れると…

多肉は秋の気配

暑い日が続き、いつになったら秋になるんだとゲンナリな毎日ですが、多肉は秋の気配を感じているようで、休眠から覚めて動き出すものが出てきました。 コノフィツムのヒリーです。 夏の間は室内の暗い場所に置いて、2週間に1度、根が乾かない程度にチョロっ…

斑入り株を母系にした交配

多肉の斑の大半は、遺伝子による形質遺伝ではなく、葉緑素の異常と言われています。 葉緑素は母系遺伝で引き継がれるので、母親を斑入り株にすると斑入りの子供ができる可能性があるそうです。 そこで、今年は斑入り株を母親にした交配をしてみました。 斑入…

老師ご来訪

今日の朝はどんよりとした曇り空でした。 こんな日は多肉の写真を撮っても綺麗に写らないので、写真は撮らずにメセンブリアントイデスの種回収だけするつもりでベランダに出ました。 ・・・メセブリの上になんかいますね。 おお、誰かと思えば老師ではないで…

ぺったんこなメセブリ

今年はメセンブリアントイデスがぺったんこになっています。 室内で大きく育てた後に強光に当てた結果、こんな姿になりました。 まるで水をいれたビニール袋のようです。 岩の隙間で育てたら、水溜まりのように見えて面白いかもしれません。 来年は黒曜石か…

ハナアブの花めぐり

今日はあいにくの雨模様。 幸い、ベランダには屋根があるので、濡れることなく多肉のお世話ができます。 ベランダに出てみると、1匹のハナアブが雨宿りも兼ねてか、多肉棚の周りを飛び回っていました。 普通に見られるホソヒラタアブですね。 お目当てはメセ…

今年もコハナバチが来てくれました

今年も満開のメセンブリアントイデス。 一つ一つ受粉させるのは結構面倒な作業になるのですが、今年も頼れるお手伝いさんが来てくれました。 体長1cm程のコハナバチです。 れっきとした蜂なので、針を持っていて刺す事もあるそうですが、基本的にはおとなし…

実生苗の植え広げ

昨年の秋に多肉のお手入れをサボった事もあって、植え広げ、植え替え、株分け、胴切りと、やらなければならない事が多く、この春は大忙しです。 まずは緊急性の高い実生苗の植え広げから。 昨年春蒔きのラウイです。 渋滞中で、早急に植え替えの必要アリです…

メセンブリアントイデスの開花とメセブリ錦

メセンブリアントイデスが開花しました。 相変わらずの一斉開花です。 基本的には晴れた日に咲くことが多いですが、晴れていれば必ず咲くわけではなく、曇りの日に咲く事もあります。 暖かければ咲くというわけでもありません。 どうやって他の株と同期をと…

メセンブリアントイデス錦?

実生から育てているメセンブリアントイデスの中に、1つ調子の悪い株が出てしまいました。 小さく縮んでしまっています。 これ、1月に氷点下にあててしまった株です。 メセンブリアントイデスは夜間室内に避難させているのですが、1つだけうっかり取り込み忘…

花芽続々・早くも春の兆し

10年に1度といわれた大寒波も一段落したようです。 私の住んでいる地域は寒さの緩い南関東という事もあり、多肉への被害はありませんでした。 日本海側で育てている方々の苦労は想像しかできませんが、寒さ・雪・日照時間を考えると、本当に大変だろうと思い…

ムチムチなメセンブリアントイデス

種を蒔いてから2年目(1年10ヶ月)のブルビネ・メセンブリアントイデスがムチムチに育っています。 ムチムチです。 1年目は細長かった株も、幅広デップリになりました。 メセブリは細い葉と広い葉があるとか、葉先が尖っているのと潰れるのがあるとかいう話…

秋蒔きのメセンブリアントイデスが発芽

秋蒔きのメセンブリアントイデスが無事発芽しました。 蒔いた数を把握していないのでどんぶり勘定ですが、90%くらいは発芽したでしょうか。 発芽までの日数は4日から14日とバラツキがあり、今後もまだまだ発芽しそうな感じです。 春蒔きよりも全体的に発芽…

メセンブリアントイデスが好調

夏に葉を落としていたメセンブリアントイデス。 日があまり当たらない多肉棚下段の奥に押し込んでおりましたが、秋になって立派な葉を出してくれました。 実生2年目の株で、昨年よりも一回り大きくなっているようです。 実は、メセブリは寿命が短いという話…

夏に枯れるタイプの多肉植物

フィロボルス・エーンリエットの地上部が枯れてしまいました。 フィロボルスは夏に地上部が枯れ、秋に新芽を出すそうです。 そう聞いても何せ初めての事なので、枯れた姿を見ると不安になってしまいます。 一番ダメそうな真ん中のヤツを少し掘ってみました。…

採り蒔き種の発芽とクラッスラの交配

この春に採り蒔きした種子たちが、無事発芽してくれました。 100粒蒔いたブルビネ・メセンブリアントイデスです。 2週間で、半分くらい発芽しています。 昨年の発芽の記録を見返してみると、2週間目で25%、3週間目で100%でしたので、順調な経過と言って良…

春の採り蒔き

今年も何種類かの多肉植物から種が採れました。 今は種を蒔くには最適な時期なので、さっそく蒔いてみました。 パピラケア 毎年恒例になっているパピラケアです。 今年採れた種子もあるのですが、昨年採れたものがたくさん残っていたので、そちらを蒔きまし…

春は花と鳥の季節

黄色い花を咲かせているのはメセンブリアントイデスです。 たくさんの蕾をつけ、下から順に咲いていきます。 咲く時は全株一斉に咲くので、ベランダが賑やかになります。 咲かない日は、示し合わせたかのように1つも咲きません。 以前、風媒花ではないかと書…

巧妙に隠れるガガンボ

こちらは我が家のベランダ多肉棚最上段の様子です。 花芽を伸ばしているのは、ブルビネ・メセンブリアントイデス。 残念ながら、今日は花が咲いていませんでした。 メセンブリアントイデスは1日花で、たくさん蕾を付けて次々と花を咲かせていきます。 不思議…

メセンブリアントイデスの交配の仕方

ブルビネ・メセンブリアントイデスの種子が採れました。 1~2mmくらいの小さな種子です。 種を作ったのは、昨年の春に種を蒔いて育てた株です。 種から育てた植物から種が採れると、なかなか感慨深いものがあります。 受粉から種子を収穫するまでの過程を書…

メセンブリアントイデスを青く光らせるには

昨年の春に種を蒔いたメセンブリアントイデス。 1年経って、立派になりました。 中でも大きく育っている2株。 ムチムチです。 柔らかい光で育てているので、葉があまり潰れずに育っています。 落ちこぼれの小さな5株。 育て方は大きく育った株と変わらないの…