石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【クラッスラ】

実生難物クラッスラ・ワインカップの2つ目の発芽

初春にクラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)の自家受粉した種子を蒔きました。 結果は40粒+追加15粒を蒔いて1つだけ発芽という散々なものでした。 まぁ、0じゃないだけマシなんですが。 採取したもので1つ発芽したから良いものの、もし種子を購入して発…

【実生検証】ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違い(結果)

ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違いを検証した結果です。 30日目までの発芽数です。 7日目 14日目 30日目 8~20℃ 20~28℃ 8~20℃ 20~28℃ 8~20℃ 20~28℃ ワインカップ 0/20 1/20 0/20 1/20 0/20 1/20 ブルゲリ 8/50 25/50 35/50 48/50 35/50 4…

【実生検証】ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違い(途中経過)

10日ほど前に、クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)を自家受粉させてできた種子を蒔いてみたという話をしました。 その途中経過です。 種子は加温式育苗器(20~28℃)と室内置き(8~20℃)の2ヵ所に分けて蒔き、発芽率の違いを検証してみました。 スペ…

ごった煮交配クラッスラ

2年前に数種類のクラッスラをごった煮交配したハイブリッドな方々です。 ブロウメアナっぽいのが幅を利かせています。 ブロウメアナにはちょっと花粉提供してもらっただけのはずなんですが・・・。 小さな苗がブロウメアナ(仮)に埋もれてしまっているので…

小さくて可愛いクラッスラ:アウセンシス・チタノプシス

昨夜は風の音がうるさくて何度も目が覚めてしまい、寝不足気味です。 前日に強風対策はしていたので、多肉被害の心配が無かったのが幸いでした。 対策していないと、鉢が飛ばされないか不安で、風音が強くなる度にメンタルに来るんですよね・・・。 クラッス…

クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)の実生に挑戦

クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)です。 昨年末にヨレヨレの株をお安く買ったものですが、手厚い看護の甲斐もあって花が咲くまで回復してくれました。 自家受粉してくれたら儲けものと、こしょこしょやっておいたところ、めでたく結実して種子が採…

真冬に花を咲かせている変わり者

多肉植物は春に花を咲かせるものが多いです。 夏や秋に咲くものもそこそこいますが、中には真冬の1月に花を咲かせている変わり者もいます。 フォーカリア・赤怒涛です。 寒風吹きすさぶ中、鮮やかな黄色の花を咲かせています。 フォーカリアは、毎年12月~1…

暖冬で元気な多肉植物

もう年の暮れだと言うのにポカポカした日が多いです。 私の住んでいる関東地方は晴れ続きで、多肉植物をとても育てやすい気候となっております。 関東地方、冬は天国なんですよね・・・冬は。夏は地獄です。 寒さに弱い為、11月には早々に室内退避させたラウ…

ようやく綺麗に染まってきたベランダ多肉

今年は12月上旬まで暖かい日が続いた為、我が家の多肉は綺麗に紅葉しておりませんでした。 夏のダメージ回復のために秋に甘やかしていた事も、紅葉の遅れに拍車をかけたようです。 そんなわけで今年の紅葉は諦めていたのですが、ここのところの冷え込みでい…

2023年夏の多肉被害まとめ

今年の夏は異常な暑さで、多肉植物にたくさんの被害を出してしまいました。 我が家は関東平野部にあり、最寄りのアメダスによれば、最高気温は7月26日の39.1℃。 37℃以上を計測した日が14日もありました。 月の約半分が37℃以上とか、どうかしてます。 完全に…

酷暑を乗り切った小さな実生苗

ここしばらく最高気温34℃以上が続いていた関東平野部。 今日は30.4℃と幾分マシでしたが、相変わらずの真夏日。 9月も20日を過ぎたのに、ウロコ雲も見てないし、ヒグラシの声も聞いていません。 明日からは30℃を下回る予報なので、明日から秋と思っていいんで…

2023年・春実生

今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。 私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。 青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。 結果、発芽率が25%…

ハナアブの花めぐり

今日はあいにくの雨模様。 幸い、ベランダには屋根があるので、濡れることなく多肉のお世話ができます。 ベランダに出てみると、1匹のハナアブが雨宿りも兼ねてか、多肉棚の周りを飛び回っていました。 普通に見られるホソヒラタアブですね。 お目当てはメセ…

クラッスラのオリジナル交配

昨年の春、開花タイミングの合ったクラッスラを適当に交配させて種子を作ってみました。 この種子を採り蒔きしたものが、特徴が分かるくらい大きく育ってきました。 ごった煮交配だけあって姿形がバラバラです。 1つずつ検証してみます。 一番目立っている背…

気付かなければよかった不都合な事実

今日は大変な事に気付いてしまいました。 こちらは大事に育てているダドレア・パルメリーです。 園芸店でお目にかかれるような種類ではないので、ネットで種子を買って育てました。 あ、ちなみにレアな理由は緑のダドレアに需要が無いからです、たぶん。 種…

チーム・エレガンスがややエレガントに

2年ほど前に、クラッスラのエレガンスと、その近縁種を買い集めて1つの鉢に植えました。 エレガンスという名前のくせに全然エレガントじゃないなぁ、というネタ的な鉢だったのですが、2年経ってややエレガントに成長してくれました。 ちょっと伸び気味ですが…

瀕死から持ち直した多肉

昨年の夏に調子を落とし、生存が危ぶまれた多肉が持ち直してくれました。 昨年9月のモナンテス・ポリフィラです。 春に開花した後に枯れ始め、慌ててカットして挿してみたものの復調せず、さらに葉焼けまでさせてしまい瀕死となっておりました。 現在の様子…

花芽続々・早くも春の兆し

10年に1度といわれた大寒波も一段落したようです。 私の住んでいる地域は寒さの緩い南関東という事もあり、多肉への被害はありませんでした。 日本海側で育てている方々の苦労は想像しかできませんが、寒さ・雪・日照時間を考えると、本当に大変だろうと思い…

暑くても元気な多肉植物

ここのところ、朝晩はひんやりした空気が漂うようになり、厳しかった夏もひと段落でしょうか。 今年の夏はいくつかの多肉をダメにしてしまいました。 その辺の反省は近く記事にまとめるとして、今回はこんな厳しい夏でも元気に過ごしくれた多肉達を紹介した…