冬に蒔いたツルビニカルプス属の精巧殿です。
名札を付けなかったので、同時期に蒔いた強刺バッテリーとどちらか分からなくなってしまっていたのですが・・・
この特徴的な刺座、間違いなくこちらが精巧殿ですね。
この刺がやがてワラジムシのような模様になるんですね。
興味深いです。
2021年春蒔きのフライレア・アフィラネンシスです。
早いもので、もうすぐ丸3年です。
アカダニにたかられて一時期拗らせてしまっていたので、本来より成長は遅めかもしれません。
少々伸び気味で心配しておりましたが、今年から太りだしたので、そのうち丸くなってくれそうです。
光沢のあるメタリックなビリジアンがかっこいいです。
コブの下が黒いので陰影がクッキリしているように見え、ウロコのように見えるのが面白いです。
まだ小さな苗なんですが、蕾を1つ付けているのを発見しました。
これは嬉しいですね。
フライレア属は高温でないと花が咲かないらしいので、灼熱のベランダに出そうか悩んでおります。
花が咲かなくても閉鎖受粉して種子ができるそうなので、今季は室内窓際の安全圏で過ごしてもらって、もう少し大きくなったらベランダに出してみるのが良いかもしれません。
22年春蒔きのエスコバリア・アブディタです。
太いトゲが出て、白い花が咲いたようになりました。
上から見ると綺麗なんですが・・・
横から見るとすっごい伸びております。
完全に日照不足・・・。
2年先輩の20年実生苗。
こちらも伸びてるのですが、太り始めたのでそのうち丸くなってくれるのではと期待しています。
根も太り始めまして、魅惑の太ももがチラッと見えております。
総じて伸び気味のアブディダですが、冬になるとビックリするくらい縮んで土に潜ってしまいます。
サボテンは冬に縮む種が多いんですが、アブディタは伸縮幅が激しいです。
成長が遅いので接ぎ木される事が多い品種のようですが、ぶっとい塊根とか伸び縮みする挙動も魅力なので、実根で育てた方が面白いのではないかと思います。
生態を楽しむ”生物屋”か、地上部の見栄え重視の”園芸屋”かで見解が異なりそうですけど。