石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

発芽を見つけた瞬間が一番うれしい

およそ1週間前に蒔いたパキポディウム・ブレビカウレが無事に発芽してくれました。 蒔いた5粒が全部発芽してくれました。うれしい発芽率100%。 発芽を見つけた時が、実生をやっていて一番うれしい瞬間です。 3週間経っても種が動かない時はどんよりした気分…

自作育苗器で冬実生開始

最低気温が氷点下となる日も増え、実生には厳しい時期となりました。 しかし、冬は虫が少なく、カビも生えにくく、極度な高温で煮える事もないので、適度に加温さえできれば実生しやすい季節とも言えます。 そんなわけで、今期も自作育苗器2号を使って実生を…

秋以降に急成長した多肉植物

サラダボウルで育てているオブツーサ・トゥルンカータが鉢から溢れてきました。 スペースに余裕があるうちは群生しつつも平坦に育っていたのですが、スペースが無くなるとドーム状に盛り上がり始めました。 根の張りすぎで土が盛り上がり、ドーム状になって…

サボテンを凍らせてしまった

私の住む関東地方は、冬は多肉植物を育てやすいです。 日照時間が長く、氷点下になる日も少ないからです。 今週の週間予報では、最低気温は0℃で十分多肉の耐えられる気温だったので、ほとんどの多肉をベランダに出しっぱなしにしていました。 しかし、今朝ベ…

ムチムチなメセンブリアントイデス

種を蒔いてから2年目(1年10ヶ月)のブルビネ・メセンブリアントイデスがムチムチに育っています。 ムチムチです。 1年目は細長かった株も、幅広デップリになりました。 メセブリは細い葉と広い葉があるとか、葉先が尖っているのと潰れるのがあるとかいう話…

草と呼ばないで!草っぽいハオルチア

ハオルチアの中に、草系と呼ばれる不憫なハオルチアがいます。 主に細長い葉の雑草っぽいハオルチアを指します。 草系の中には透明度が高かったり、鋸歯がレースのように見える美しい種も多いのですが、本当に地味で草っぽいのもいます。 ハイデルベルゲンシ…

軽石でウサギゴケ:1ヶ月経過

軽石のみでウサギゴケを育て始めて1ヶ月が過ぎました。 植え付けた当初と今の様子を比較してみます。 3倍くらい増えました。 元々、小指の先程度の量しかなかったので、3倍増といってもスカスカですが・・・。 昼間は室内の日当たりの良い窓辺に置き、夜間…

小さいは正義!世界最小かもしれない多肉&サボテン

私は小さな生き物が好きで、多肉植物も小さなものを集めてしまう傾向があります。 我が家で育てている小さな多肉たちの中から、選りすぐりの特に小さなものをご紹介します。 世界一小さいと言われているアロエ、ディスコイングシーです。 星形に伸びた葉に、…

ダイソーの赤刺サボテン

ダイソーで買った赤刺サボテン達の様子です。 フェロカクタス2種です。 左は江守?、右が日の出丸です。 江守は買ってから約1年、日の出丸は約2年です。 どちらも順調に大きくなっています。 江守は細長い刺が長く伸びてきました。 刺の赤さはイマイチな感じ…

デレッセーナっぽくないデレッセーナ

7月に100円ショップで買ったデレッセーナ。 8月に異変が生じ、茎が半分ダメになっているのを発見しました。 菌には感染していないように見えたので、傷口を乾燥させて切らずに療養させてみた結果、無事に回復させる事ができました。 水をよく吸うようになり…

サボテン【成長記録:2022年・秋】(終)

■■ 仏頭姫春星・白菱・ペルヴィアナス ■■ 2022年・秋 ~育成環境~ 場所:室外 南向きのベランダ 水やり:土が乾いてから(10日に1回程度) 追肥:10月に薄い液肥を1回 遮光:無し マミラリア属の仏頭姫春星、白菱、 セレウス属のペルヴィアナスの成長記録で…

スチールラックの隙間が大きすぎて鉢が倒れる時の対処

DIY

多肉棚を構築する時に、スチールラックを利用する方も多いのではないでしょうか。 特に錆びる心配の無い室内ならば、シンプルで組立・解体も楽なスチールラックは扱いやすくて重宝します。 我が家でもこちらのスチールラックを利用しています。 しかし、この…

見切り品のエケベリアを群生株に仕立て直す

夏前に見切り品で買ったエケベリアの美尼王妃晃が綺麗になってきました。 買った時はこんなお姿でした。 徒長して葉もボロボロですね。 カットした頭の現在の姿がこちら。 葉がツヤツヤになり、葉数も増えました。 もう少し絞めた方が良さそうなので、今は厳…

軽石でウサギゴケ:経過

軽石のみの用土にウサギゴケを植えてから10日あまり経ちました。 環境が合わなければあっという間に消えてしまう程度の量しかないので、毎日状態を確認していましたが、心配をよそに元気にやっております。 寝ていた葉が立ちあがり、新しい若葉もちらほら出…

十二の巻が好き

硬葉系ハオルチアの代表と言えば、細長い葉に白い縞模様の入った「十二の巻」。 古くから世界中で愛されている品種だそうで、様々な派生種が生み出されています。 私は十二の巻系の硬葉系ハオルチアが好きで、気に入ったものを買っていたら結構大所帯になっ…

パキポディウムを室内退避

去年の8月に撒種して1つだけ発芽した、虎の子のパキポディウム・エブレネウムです。 葉が全部落ちるまでは外に置こうと思っていたのですが、ここのところの冷え込みで心配になり、室内に退避する事にしました。 ちょっと深く植えすぎてパキポディウムの魅惑…

ウサギゴケを軽石で育ててみる

突然ですが、ウサギゴケを育ててみる事にしました。 オフシーズンに何言ってんだって話ですが、急に育ててみたくなったのです。 ウサギゴケはコケとありますが、食虫植物の仲間です。 育て方を調べてみると、水苔を腰水管理するのが一般的のようです。 私は…

リミフォリアの葉がなんか変

今日の関東は久しぶりの雨でした。 朝方、寒々としたベランダに出て多肉を眺めていた時、ちょっと違和感を感じました。 これです。 リミフォリア・アルカナ。 なんか形が変わっているような・・・。 螺旋状の葉が乱れてませんかね。 右側の葉が変形している…

期待の新生ハオルチア

夏が終わってから、時間を見つけては多肉の植え替えやら株分けやらを進めていましたが、結局手が回らなかった作業がいくつかあります。 その一つが実生ハオルチアの植え替えです。 ギュウギュウに渋滞しております。 ハオルチアは丈夫なので、つい後回しにし…

ニグラをポコポコ増やしたい

ハオルチア属のニグラです。 日に当てると真っ黒になる品種ですが、現在甘やかし中で緑色です。 先日、鉢の中を定期点検していたところ、子株が埋まっているのを発見しました。 ニグラはアンカー(地下茎)で増えるんですね。 ニグラは小さくて邪魔にならな…

黒鉄の瑠璃殿

黒肌瑠璃殿が良い色になってきました。 まるで黒鉄です。 葉の付け根の赤茶色が赤サビのように見えて、鉄っぽさが増しています。 これ、葉焼けしているわけではなく、紅葉させるとこんな色合いになります。 黒くするには水を切って日に当てれば良いのですが…

ダイソーチワワとチワワエンシス

春にフリマアプリで多肉を購入した際、由緒正しいチワワエンシスの葉を1枚オマケに付けていただきました。 これを葉挿ししたものが大きくなってきたので、由緒正しくないダイソーのチワワエンシスと比べてみました。 左が由緒正しきチワワエンシス、右がダイ…

気付けばパピまみれ

面白い姿形をしたものが多い多肉植物の中でも、一際異彩を放つ珍奇植物パピラケア。 ウロコの生えたヘビのような姿をしています。 2年前に郊外の園芸店で買いました。 自家受粉で勝手に種を作ってくれるので、実生を始めるきっかけになり、毎年種を蒔くよう…

コチレドン・ペパーミントの切り戻し

純白の葉が美しいコチレドン属のペパーミント。 上部だけ写真に撮ると美しいのですが・・・ すっごい伸びてます。 日にはしっかり当てているんですけどね・・・肥料あげすぎました。 根元からは子株がたくさん。 これは切り戻して子株に栄養を集中させた方が…

変なセンペルビウムを買ってしまった

夏に多肉をいくつかダメにしてしまった反省から、育てる多肉を少し減らす事にしました。 故に、この秋は新たな多肉は買わない方針だったのですが、欲しかった多肉や変な草を見つけてしまうと、まぁ、買っちゃいますよね・・・。 意思が弱いです、はい。 早々…

秋蒔きのメセンブリアントイデスが発芽

秋蒔きのメセンブリアントイデスが無事発芽しました。 蒔いた数を把握していないのでどんぶり勘定ですが、90%くらいは発芽したでしょうか。 発芽までの日数は4日から14日とバラツキがあり、今後もまだまだ発芽しそうな感じです。 春蒔きよりも全体的に発芽…

早春蒔きのエケベリアを鉢上げ

早春に蒔いたエケベリア、ビフィダ・シチュ(bifida xichu,Quaretaro.)を鉢上げしました。 エケベリアは順調にいけば半年で鉢上げできるので、サボテンやメセン類なんかに比べると実生は楽だと感じます。 原種なので個体差はそれほど出ないと思っていました…

白絹病が発生

今年の2月に見切り品のコノフィツムを連れ帰ってきました。 初のコノフィツムで勝手が分からず苦戦したものの、春に脱皮してツヤツヤになりました。 頭数は減ってしまいましたが、無事レスキューできたと安心しておりました。 ところが先日、なんとなく土の…

エケベリアを切らずに回復を試みた結果

こちらは夏にダメージを受けてしまったエケベリアのデレッセーナです。 茎に大きな傷があり、黒くなり始めていました。 こういう場合は、黒い部分が無くなる所まで茎をカットし、挿し直すのが定石です。 しかし、茎が短く、切ると全部バラバラになりそうだっ…

血のりべったりスミシー

今年の春に蒔いたアエオニウムのスミシーです。 シムシーとかスミッチーとか呼ばれることもあります。 アルファベットだとsmithiiなので、音的にはスミシーが一番近いかなと思います。 発芽率は90%以上だったのですが、夏に半減してしまいました。 この辺り…