石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【メセン】

我が家のリトープス

我が家で育てているリトープスです。 こちらは頂き物で、多肉歴6年目にして初めてのリトープスです。 品種は日輪玉でしょうか。 コノフィツムのイメージから、リトープスはもっと小さいものかと思っていましたが、結構大きくて驚きました。 葉の割れ目から新…

部屋で実生苗の植え替え:2024年春①

ひどい花粉症で屋外で作業ができないので、部屋で実生苗の植え替えを進めています。 部屋で土いじりする時は、粉塵が大きな問題になるので、水洗いして粉塵を完全に取り除いた土を使っています。 水洗いするのは手間ですが、部屋を粉っぽくするわけにいかな…

ピーチパーフェクト始動とドロサンテマムのうれしい誤算

ここのところ、暖かい日が続いています。 関東南部の週間天気予報では最低気温15℃なんてのも見えており、いったいどうなっているのでしょうか。 立春を迎えたとはいえ、まだ2月中旬ですよ。 多肉も春を感じているようで、オロスタキス属のピーチパーフェクト…

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つの鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんで…

真冬に花を咲かせている変わり者

多肉植物は春に花を咲かせるものが多いです。 夏や秋に咲くものもそこそこいますが、中には真冬の1月に花を咲かせている変わり者もいます。 フォーカリア・赤怒涛です。 寒風吹きすさぶ中、鮮やかな黄色の花を咲かせています。 フォーカリアは、毎年12月~1…

多肉界の天使・天女様

多肉植物の中には、天使や天女といった品種名が付いたものがいくつかあります。 例外なく綺麗な品種なんだろうなと思うかもしれませんが、現実はそんなに甘くありません。 天使 小型でとても可愛らしいハオルチアです。 白帝城の変種で、葉の先が全て透明な…

ベランダを寝床にしている青い蝶

最近、夕方になると我が家の狭いベランダに変な物がぶら下がるようになりました。 物干し竿の上に乗せている多肉トレイの下です。 錆びてボロボロになった金属片のように見えます。 正体はルリタテハという蝶でした。 この錆びたような色は樹皮に擬態してい…

2023年・秋の種蒔き

9月24日に多肉植物の種蒔きをしました。 例年なら秋の実生は9月頭くらいから始めるのですが、今年はいつまでも最高気温30℃を下回らず、3週間ほど後ろにずれ込む事となりました。 早く蒔いた方が秋に成長させる時間が長くなるので、なるべく早く蒔きたいので…

酷暑を乗り切った小さな実生苗

ここしばらく最高気温34℃以上が続いていた関東平野部。 今日は30.4℃と幾分マシでしたが、相変わらずの真夏日。 9月も20日を過ぎたのに、ウロコ雲も見てないし、ヒグラシの声も聞いていません。 明日からは30℃を下回る予報なので、明日から秋と思っていいんで…

フォーカリアの種子を収穫

フォーカリア・怒涛の種子を収穫しました。 花が咲いたのは昨年の11月です。 グロテスクな姿からは想像できない綺麗な花でした。 大きなタンポポのようにも見えます。 自家受粉はしないようなので、開花の重なった2株で相互交配しました。 3月の様子です。 …

2023年・春実生

今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。 私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。 青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。 結果、発芽率が25%…

フィロボルスの種子を収穫

フィロボルス・エーンリエットの種子を収穫しました。 昨年末に開花、1月に結実を確認しましたが、いつまで経っても実が熟さずヤキモキしておりました。 12月に開花。 1月に結実を確認。 5月半ばになってようやく熟しました。 実が出来てから熟すまで4ヶ月以…

フォーカリア・四海波と怒涛

多肉置き場が狭い為、なるべく似たような多肉は買わないようにしていたはずなのですが、気付けばフォーカリアが4種類も集まっておりました。 左3つが怒涛、右が四海波です。 好きな多肉は些細な違いが気になって、ついついお持ち帰りしてしまいます。 2021年…

花芽続々・早くも春の兆し

10年に1度といわれた大寒波も一段落したようです。 私の住んでいる地域は寒さの緩い南関東という事もあり、多肉への被害はありませんでした。 日本海側で育てている方々の苦労は想像しかできませんが、寒さ・雪・日照時間を考えると、本当に大変だろうと思い…

自作育苗器で冬実生開始

最低気温が氷点下となる日も増え、実生には厳しい時期となりました。 しかし、冬は虫が少なく、カビも生えにくく、極度な高温で煮える事もないので、適度に加温さえできれば実生しやすい季節とも言えます。 そんなわけで、今期も自作育苗器2号を使って実生を…

秋以降に急成長した多肉植物

サラダボウルで育てているオブツーサ・トゥルンカータが鉢から溢れてきました。 スペースに余裕があるうちは群生しつつも平坦に育っていたのですが、スペースが無くなるとドーム状に盛り上がり始めました。 根の張りすぎで土が盛り上がり、ドーム状になって…

小さいは正義!世界最小かもしれない多肉&サボテン

私は小さな生き物が好きで、多肉植物も小さなものを集めてしまう傾向があります。 我が家で育てている小さな多肉たちの中から、選りすぐりの特に小さなものをご紹介します。 世界一小さいと言われているアロエ、ディスコイングシーです。 星形に伸びた葉に、…

白絹病が発生

今年の2月に見切り品のコノフィツムを連れ帰ってきました。 初のコノフィツムで勝手が分からず苦戦したものの、春に脱皮してツヤツヤになりました。 頭数は減ってしまいましたが、無事レスキューできたと安心しておりました。 ところが先日、なんとなく土の…

夏越しした実生苗の様子

今年の春に蒔いた実生苗の様子です。 アガベ・姫笹の雪です。 5粒蒔いて、5粒発芽して脱落無し。 色艶も良く、安定しています。 小苗を長期間維持しなければならない他の多肉実生と比べると、すぐにガッシリした葉を展開してくれるアガベ実生は楽で良いです…

夏に枯れるタイプの多肉植物

フィロボルス・エーンリエットの地上部が枯れてしまいました。 フィロボルスは夏に地上部が枯れ、秋に新芽を出すそうです。 そう聞いても何せ初めての事なので、枯れた姿を見ると不安になってしまいます。 一番ダメそうな真ん中のヤツを少し掘ってみました。…

ベランダ環境改善の効果と実生苗の様子

先週末、全国的に6月とは思えない暑さになりました。 私の住んでいる地域は、アメダスによると最高気温36.7℃まで上がったようです。 去年までは、こんな日のベランダは50℃に迫っていたのですが・・・ 35℃! 多肉達が十分に耐えられる温度です。 別に涼しいわ…

憎めない蛾と再びシワの寄ったコノフィツム

日に日に気温が高くなり、植木に寄ってくる虫も増えてきました。 害のある虫は困りものですが、基本的には虫好きなので、悪さをしなければお客として放置しております。 今朝はベランダに出ると、こんな虫が留まっていました。 クモの巣に絡んだ葉くずのよう…

綺麗になった見切り品多肉

春を迎えて、見切り品で買った多肉達が綺麗になってきました。 ヒリー 2月に100円で買ってきたコノフィツム・ヒリーです。 購入時はしわっしわでした。 回復が遅く、心配しておりましたが、ようやくシワが無くなりました。 夏前に復活してくれて、一安心です…

発芽して間もない幼苗をマクロ撮影

今年の早春に蒔いた実生苗たち。 まだ5mmほどの小さな幼苗ですが、それぞれ特徴が出てきたので、マクロ撮影で大きく撮ってみることにしました。 アエオニウムのスミシーです。 本葉に赤い液体のようなものがついています。 血糊かカサブタにしか見えません…

2022年早春・実生備忘録

2022年の1月~3月に蒔いた多肉・サボテンについて、まとめておこうと思います。 エケベリア・ビフィダ(Xichu) メタリックシルバーの変わったエケベリアです。 実物を見てみたいと思っていたものの、出会う機会が無く、種から育ててみる事にしました。 発芽…

ラウイとスミシーの種を蒔く

自作の加温育苗器を使って実生している多肉植物達が、大きくなってきました。 冬は害虫が少なく、カビも生えにくいので、温度さえなんとか出来れば実生しやすいと感じています。 1つの鉢に複数の種類を蒔いている上にラベルも付けていないので、蒔いた場所は…

重症の見切り品コノフィツムの経過

先月、100円で投げ売りされていたところを連れ帰ってきたコノフィツムのヒリー。 植え替え後もなかなか状態が改善せず、カットして挿し木してみようかと悩んでいたところ、ようやく復調の兆しが見えてきました。 2月1日 3月6日 ふっくらして、しわが無くなっ…

2022年早春の紅葉の様子

ここのところ、関東では日中の気温がぐっと上がり、春の気配が感じられるようになりました。 ヒドイ花粉症なので、一番春を感じるのが鼻のムズムズというのが悲しいです。 多肉達も動き始めたものが出てきたので、紅葉が覚める前に、綺麗に染まっている姿を…

2022年早春:実生多肉の様子

前回は実生サボテンの様子をご紹介しましたが、今回はサボテン以外の実生多肉の様子です。 ブルゲリ 一時期やたらと高騰していたブルゲリの種子ですが、最近だいぶお安くなってきたので、お手頃価格で売られていた種子を購入しました。 加温式育苗器を使って…

重症の見切り品コノフィツムを救えるか

先日、ホームセンターに買い物に行った際に見切り品コーナーを覗いてみると、珍しくコノフィツムがいくつか並んでいました。 お値段は100円。 安いだけあって状態はかなり悪く、シワシワでした。 このままでは数日で朽ちるのは目に見えていますし、コノフィ…