石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【メセン】

春は多肉のお世話が楽しい季節

多肉成長期真っ盛りです。 普通の草花に比べて変化の少ないサボテンや多肉植物も、今の時期は日に日に変化していく姿が見られるので、お世話が楽しいです。 産毛スライム、ムイリア・ホルテンセです。 球形なので姿は変わらないのですが、一回り大きくなった…

動き始めた小さな実生苗

すっかり春めいた陽気になり、冬の間は動きが無かった小さな実生苗が動き出しました。 昨年10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 芽の中央から、デメキンのような新葉が出てきました。 丸みがあるので、リトープスというよりコノフィツムっぽいですね。 親…

ルスキア・白天子が開花

ルスキア属の白天子が開花しました。 乙女菊なんて別名もあるそうで、その名の通り小さくて可愛らしい花です。 白天子は完全に冬型のメセンで、夏前には白い皮を被ったような姿になって休眠してしまいます。 白天子の名前はこの姿から付いたのでしょうね。 …

麗虹玉はいつ麗虹玉になるのだろうか

10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 発芽してから4ヶ月程になります。 現在は鮮やかな緑色のビーズのような姿で、ツヤピカしていて状態は良さそうです。 こちらが今は亡き親株です。 子供にも同じような模様が出てくれると嬉しいです。 リトープスの実生…

扇でした

2022年にタネを蒔いて育てたチタノプシスです。 オマケでいただいたタネで、ラベルに「天女〇」と書かれていたのですが、〇の部分が擦れていて読めず、品種がハッキリ分からないまま育てていました。 チタノプシス系の和名は、「天女〇」と名付けられている…

厳しい寒さの中で花を咲かせている多肉

比較的暖かな関東地方でも、夜間マイナス3℃を下回る日が増えてきました。 氷点下予報の日は可能な限り多肉を室内避難させているので、部屋の一角は多肉に占領される事となります。 草だらけ・・・。 床にも置いているので、足の踏み場もない状態です。 まぁ…

久しぶりに多肉のマクロ撮影

前々回、キラキラ輝くメセブリ錦を見て、久しぶりにマクロ撮影をしてみたくなりました。 マクロ撮影と言っても、相変わらずのコンデジでのなんちゃってマクロ撮影なんですけども。 お手製レンズのはまったあやしいカメラを持って多肉棚を巡り、ドアップにし…

もうリトープスは買わないと言ったのはウソです

以前、ブログでこんな事を書きました。 「リトープスは一番気に入った品種を1つだけ買って満足する」 その時買ったのは麗虹玉というリトープスです。 この株は残念ながら、管理に失敗して夏前に溶かしてしまいました。 明るい場所に出してやろうとして、側面…

地上部を枯らせて夏越しする多肉がお目覚め

多肉植物の中には、暑くなると地上部を枯らせて夏越しするタイプがいます。 有名どころだとアフリカ亀甲竜ですね。 昨今の暑すぎる夏を考えると、このタイプの夏越しの方が気を使わず、楽な気がします。 ただ、何の心配もなく夏越しできるかというとそんな事…

今年の夏の暑さにも耐えた耐暑性抜群な方々

昨日は急に冷え込んだので、慌てて羽毛布団を引っ張り出しました。 一昨日は30℃あったんですけどねぇ・・・どうなってるんでしょう、日本の気候。 過酷な夏も終わったので、多肉植物たちにはタップリ日光浴をさせてあげたいところですが、我が家の多肉棚の一…

多肉・サボテンの種蒔き:2024年・秋

気温が15~25℃の範囲に落ち着き、多肉・サボテンのタネを蒔くには最適な季節になりました。 今年は春に採れた種子を何種かと、新たに購入したサボテンの種子を蒔いてみました。 麗虹玉 お気に入りだったリトープス・麗虹玉です。 初夏に側面を焼いてしまい、…

9月恒例の見切り品めぐり:2024年

長かった夏も終わり、ようやく涼しくなってまいりました。 多肉植物はこれからが楽しいシーズンですね。 この時期の楽しみの一つに、多肉植物の見切り品めぐりがあります。 夏に売り場でボロボロになってしまった多肉達が、秋の新入荷に合わせて見切り品コー…

被害多肉続出

今年の梅雨は晴れ間も多く、比較的多肉を育てやすい梅雨だと思うのですが、被害多肉を続出させてしまっています。 リトープス・麗虹玉です。 本来ベージュ色のボディが透明感のある緑色に。 これは中が溶けてぐずぐずになっている状態です。 助かる見込みは…

フィロボルスの種子の取り出し方

今年はフィロボルス・エーンリエットがたくさん実を付けてくれました。 赤くて綺麗な実です。 実を付けてから3ヶ月ほどで乾燥してカリカリになったので、先週末に全て収穫しました。 乾燥した実はカチカチに固まっていて、素手では剥くことができません。 昨…

夏季休眠に入った亀甲竜やらメセンやら

6月に入り、夏の休眠に入る多肉が増えてきました。 亀甲竜は葉が黄色くなり、葉を落とし始めました。 例年通りのサイクルです。 まだ緑色の葉も残っているので、完全に枯れたら蔓を切って、日陰で夏越しさせようと思います。 ルスキア属・白天子は分かりやす…

脱皮進行中

リトープスの脱皮が進行中です。 麗虹玉です。 特にトラブルもなく、順調に脱皮できていると思います。 リトープスの脱皮は初めての経験なもので、なかなか興味深かったです。 古い葉が萎むのに合わせて、新葉が急成長しているように見えました。 おそらく古…

我が家のリトープス

我が家で育てているリトープスです。 こちらは頂き物で、多肉歴6年目にして初めてのリトープスです。 品種は日輪玉でしょうか。 コノフィツムのイメージから、リトープスはもっと小さいものかと思っていましたが、結構大きくて驚きました。 葉の割れ目から新…

部屋で実生苗の植え替え:2024年春①

ひどい花粉症で屋外で作業ができないので、部屋で実生苗の植え替えを進めています。 部屋で土いじりする時は、粉塵が大きな問題になるので、水洗いして粉塵を完全に取り除いた土を使っています。 水洗いするのは手間ですが、部屋を粉っぽくするわけにいかな…

ピーチパーフェクト始動とドロサンテマムのうれしい誤算

ここのところ、暖かい日が続いています。 関東南部の週間天気予報では最低気温15℃なんてのも見えており、いったいどうなっているのでしょうか。 立春を迎えたとはいえ、まだ2月中旬ですよ。 多肉も春を感じているようで、オロスタキス属のピーチパーフェクト…

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つの鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんで…

真冬に花を咲かせている変わり者

多肉植物は春に花を咲かせるものが多いです。 夏や秋に咲くものもそこそこいますが、中には真冬の1月に花を咲かせている変わり者もいます。 フォーカリア・赤怒涛です。 寒風吹きすさぶ中、鮮やかな黄色の花を咲かせています。 フォーカリアは、毎年12月~1…

多肉界の天使・天女様

多肉植物の中には、天使や天女といった品種名が付いたものがいくつかあります。 例外なく綺麗な品種なんだろうなと思うかもしれませんが、現実はそんなに甘くありません。 天使 小型でとても可愛らしいハオルチアです。 白帝城の変種で、葉の先が全て透明な…

ベランダを寝床にしている青い蝶

最近、夕方になると我が家の狭いベランダに変な物がぶら下がるようになりました。 物干し竿の上に乗せている多肉トレイの下です。 錆びてボロボロになった金属片のように見えます。 正体はルリタテハという蝶でした。 この錆びたような色は樹皮に擬態してい…

2023年・秋の種蒔き

9月24日に多肉植物の種蒔きをしました。 例年なら秋の実生は9月頭くらいから始めるのですが、今年はいつまでも最高気温30℃を下回らず、3週間ほど後ろにずれ込む事となりました。 早く蒔いた方が秋に成長させる時間が長くなるので、なるべく早く蒔きたいので…

酷暑を乗り切った小さな実生苗

ここしばらく最高気温34℃以上が続いていた関東平野部。 今日は30.4℃と幾分マシでしたが、相変わらずの真夏日。 9月も20日を過ぎたのに、ウロコ雲も見てないし、ヒグラシの声も聞いていません。 明日からは30℃を下回る予報なので、明日から秋と思っていいんで…

フォーカリアの種子を収穫

フォーカリア・怒涛の種子を収穫しました。 花が咲いたのは昨年の11月です。 グロテスクな姿からは想像できない綺麗な花でした。 大きなタンポポのようにも見えます。 自家受粉はしないようなので、開花の重なった2株で相互交配しました。 3月の様子です。 …

2023年・春実生

今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。 私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。 青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。 結果、発芽率が25%…

フィロボルスの種子を収穫

フィロボルス・エーンリエットの種子を収穫しました。 昨年末に開花、1月に結実を確認しましたが、いつまで経っても実が熟さずヤキモキしておりました。 12月に開花。 1月に結実を確認。 5月半ばになってようやく熟しました。 実が出来てから熟すまで4ヶ月以…

フォーカリア・四海波と怒涛

多肉置き場が狭い為、なるべく似たような多肉は買わないようにしていたはずなのですが、気付けばフォーカリアが4種類も集まっておりました。 左3つが怒涛、右が四海波です。 好きな多肉は些細な違いが気になって、ついついお持ち帰りしてしまいます。 2021年…

花芽続々・早くも春の兆し

10年に1度といわれた大寒波も一段落したようです。 私の住んでいる地域は寒さの緩い南関東という事もあり、多肉への被害はありませんでした。 日本海側で育てている方々の苦労は想像しかできませんが、寒さ・雪・日照時間を考えると、本当に大変だろうと思い…