石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【多肉植物・他】-パピラケア

2023年・春実生

今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。 私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。 青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。 結果、発芽率が25%…

気付けばパピまみれ

面白い姿形をしたものが多い多肉植物の中でも、一際異彩を放つ珍奇植物パピラケア。 ウロコの生えたヘビのような姿をしています。 2年前に郊外の園芸店で買いました。 自家受粉で勝手に種を作ってくれるので、実生を始めるきっかけになり、毎年種を蒔くよう…

採り蒔き種の発芽とクラッスラの交配

この春に採り蒔きした種子たちが、無事発芽してくれました。 100粒蒔いたブルビネ・メセンブリアントイデスです。 2週間で、半分くらい発芽しています。 昨年の発芽の記録を見返してみると、2週間目で25%、3週間目で100%でしたので、順調な経過と言って良…

久しぶりに衝撃を受けた多肉植物

姿形が多種多様な多肉植物。 常識外れな姿をした物もあり、初めて見ると衝撃を受ける植物も多いです。 私が多肉植物というものを知って、初めに衝撃を受けたのが銀月です。 世の中にはシルバーリーフと言われる白い葉の植物がある事は知っていましたが、ここ…

春の採り蒔き

今年も何種類かの多肉植物から種が採れました。 今は種を蒔くには最適な時期なので、さっそく蒔いてみました。 パピラケア 毎年恒例になっているパピラケアです。 今年採れた種子もあるのですが、昨年採れたものがたくさん残っていたので、そちらを蒔きまし…

今年もパピラケアの花が咲きました

今年もパピラケアの花が咲きました。 鉢の置き場所が不安定なのは、この時間、室内で明るい場所がここしか無かったからです。 ひどい花粉症なので、なるべくベランダに出たくないのです・・・。 ニョロニョロの先端が開くように花が咲きます。 何度見ても面…

紛らわしい名前の多肉植物

多肉植物の名前って、紛らわしい物が多い気がします。 最近、特にそう感じたのが、こちら。 別段紛らわしくもない熊童子なのですが、問題は属名です。 ずっとコチレドンかチレコドンか覚えられなかったんです。 最近になって、ようやく覚えられない理由がわ…

あの多肉は今

過去のブログを読み返してみると、1度しか登場していない植物や、後追い記事を載せていない植物が多い事に気付きました。 ブログの場合、わざわざ枯れてしまった事を書く人も少ないので、しばらく登場しないと枯れてしまったのだろうと思われるかもしれませ…

え?そんな場所で発芽するの?

我が家で育てている植物の中で、最も過酷な育て方をしているのがこちらの黄金司です。 水やりは月に2回程度、鉢が浅いのですぐに乾いてしまいます。 9月からはベランダで直射日光にガンガン当てていました。 サボテンは、こんな環境でも綺麗に育ってくれます…

10月に葉焼けさせてしまった多肉植物

今年は残暑が厳しく、夏越しが終わったと油断したところに強烈な日差しが襲い、葉焼けの被害を続出させてしまいました。 被害は9月20日以降に発生し、10月上旬が一番酷かったです。 多肉歴は3年程度ですが、秋にこれほどの葉焼け被害を出してしまったのは始…

初めての実生⑨(終):実生成功

去年の6月に蒔いたパピラケアの実生の記録、最終回です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについ…

動く多肉植物

昨日見た多肉植物が、今日全然違う形になっていたらギョッとしますよね。 そんな奇怪な体験ができる多肉植物があります。 アボニア属のパピラケアです。 以前にもパピラケアが動くという記事を書いたことがあるのですが、成長と共に動きが大胆になってきまし…

パピラケア【成長記録:2021年・夏】(終)

■■ パピラケア ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きのベランダ 水やり:土が乾いてから少量(5日~10日に1回程度) 追肥:薄い液肥(7月始めに1回) 遮光:50%程度 アボニア属パピラケアの成長記録です。 育成が安定しており、大きな変化が見られ…

楽な梅雨だと油断してやらかす

今年の関東地方の梅雨は、かなり過ごしやすいです。 高温多湿で多肉植物にとって厳しい季節には違いありませんが、過去3年に比べたらかなりマシです。 6月から地獄のような暑さが続いた2018年。 記録的日照不足で、1ヶ月間ほとんど太陽が拝めなかった2019年…

初夏の開花

関東南部では、最高気温が30℃を超えるようになり、完全に夏の日差しになってきました。 我が家の風通しの悪いベランダでは、エアコンを稼働させると室外機の熱風で50℃を超えてしまうので、そろそろ室内退避も考えねばなりません。 そんな心配事など素知らぬ…

パピラケア【成長記録:2021年・春】

■■ パピラケア ■■ 2021年・春 ~育成環境~ 場所:屋外 南向きのベランダ 水やり:土が乾いてから少量(7日~10日に1回程度) 追肥:薄い液肥(4月頭に1回) 遮光:無し アボニア属パピラケアの成長記録です。 水やりは、1週間に1回程度、少量の水を与えてい…

パピラケア5月蒔きとメセブリへのやらかし

今年は梅雨入りが異常に早く、5月半ばにして東海地方までは梅雨入りしてしまいました。 私の住んでいる関東南部は、梅雨入り宣言こそされていませんが、既に梅雨のような空模様です。 湿度が高く、日照時間が短いので、多肉植物には厳しい環境です。 しかし…

パピラケアの実生の仕方:まとめ

今までにもパピラケアの実生のやり方については記事にしてきましたが、独自色が強くてあまり参考にはならないと思いますので、常識的な実生の仕方を踏まえたパピラケアの実生方法をまとめておこうと思います。 ※この記事は随時更新の予定です 種蒔きの時期 1…

初めての実生⑧:肥料分のリスクと効果

去年の6月に蒔いたパピラケアの実生の記録です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについての考察 …

うちのパピさんは少し変

久しぶりにパピラケアの話題です。 パピラケアは白いウロコで覆われた、とても植物とは思えない不思議な姿が魅力です。 普通はウロコが密に重なり白い棒のように見えるのですが、我が家のパピラケアはウロコとウロコの間に隙間ができてしまっています。 これ…

パピラケア【2020年・冬】

■■ パピラケア ■■ 2020年・冬 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が乾いてから少量与える(7日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し アボニア属のパピラケアの成長記録です。 冬は断水気味に管理するつもりでしたが、ニョロニョロ動いて元…

元気な多肉と綺麗な多肉

竜鱗 ハオルチア属の竜鱗が元気です。 寒さにもめげず、地下茎から新芽が2つ出てきました。 邪魔になる石がたくさん配置されているにも関わらず、見事に間隔を空けた場所から生えてきました。 岩だらけの自生地でも、こうやって生息範囲を広げていくのでし…

初めての実生⑦:種まきから6ヶ月

6月に蒔いたパピラケアの実生の記録です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについての考察 初めて…

パピラケア【成長記録:2020年・秋】

■■ パピラケア ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が乾いてから少量与える(7日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し アボニア属のパピラケアの成長記録です。 夏の間は、少量の水を頻繁に与える変則的な水やりをしていまし…

無意味すぎる斑入りパピラケア

今年の春に我が家にお迎えしてから、数々のブログネタを提供してくれたパピラケア。 さすがにもうネタ切れだろうと思っていましたが、またまたやってくれました。 秋に種をまいたパピラケアの中から、変なヤツがでてきました。 成長不良気味の小さな苗ですが…

うれしい分頭

成長点が2つ以上に分かれる事を分頭といいます。 分頭すると株の形が崩れてしまうので好みのわかれるところですが、将来的に株分けして増やす事ができるので、私はうれしいです。 この秋に、うれしい分頭をしてくれた多肉植物が2つあります。 1つ目がこちら…

クイナリアの実生①:種まき・発芽

クイナリアの種子15粒を購入しました。 クイナリアはパピラケアと同じアボニア属の多肉植物で、パピラケアを細くして群生させたような姿をしています。 種子の形がパピラケアそっくりだったので、パピラケアと同じ要領で実生してみます。 ↓あまり参考になら…

初めての実生⑥:光の強さによる成長の違いを検証

6月に撒いたパピラケアの実生の記録です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについての考察 初めて…

パピラケア再び一斉開花か。今度はなんと11個!

長梅雨に続く猛暑で、例年以上に厳しい夏となった2020年。 そんな中でも、パピラケアはまったく堪える様子も無く、花を咲かせ続けてくれました。 8月4日には6つも同時に開花してくれて大喜びしました。 ところがパピさんの実力はこんなものではなかったので…

初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについての考察

パピラケアの実生の様子です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについての考察 ←ココ 初めての実…