石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

松露玉の実生④:発芽から2ヶ月

世界一小さなサボテン、松露玉の実生の経過です。 ↓前回の記事はこちら 松露玉の実生①:種まき・発芽 松露玉の実生②:痛恨のミスと新たな発芽 松露玉の実生③:追加の撒種と発芽率 発芽から:62日目(12月28日) 中央の苗が、発芽から2ヶ月経った苗です。 1ヶ…

元気な多肉と綺麗な多肉

竜鱗 ハオルチア属の竜鱗が元気です。 寒さにもめげず、地下茎から新芽が2つ出てきました。 邪魔になる石がたくさん配置されているにも関わらず、見事に間隔を空けた場所から生えてきました。 岩だらけの自生地でも、こうやって生息範囲を広げていくのでし…

斑入りグリーンネックレスが開花:2020年

2020年も残るところわずか1週間となりました。 1年間で最も日が短くなり、寒波到来で冷え込む中、斑入りグリーンネックレスが次々と花を咲かせています。 小さな白い花の集まった、ブーケのような可愛らしい花です。 万宝とのコラボ鉢も満開です。 先祖返り…

クイナリアの実生③(終):実生失敗

10月に撒いたクイナリアの実生の経過です。 以前の記事はこちら↓ クイナリアの実生①:種まき・発芽 クイナリアの実生②:発芽率と先行き不安 唯一生き残っていた株ですが、発芽から2ヶ月を過ぎてもまったく成長する気配が見られません。 水やりの際に株が動い…

斑入りグリネ用プラントハンガーを作る

秋口から初冬にかけては、グリーンネックレスの成長期です。 昨年はアザミウマの被害に気付くのが遅れ、貴重な成長期を棒に振ってしまいましたが、今年は順調に成長してくれています。 ツヤツヤぷくぷくで、鉢からあふれ出しています。 台座を作るか、吊るす…

亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 発芽から:21日目(11月10日) 1つのイモから2つ目の葉が出てきました。 葉は単独の葉で、蔓性のものでは無いようです。 発芽から:54日目…

初めての実生⑦:種まきから6ヶ月

6月に蒔いたパピラケアの実生の記録です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについての考察 初めて…

亀甲牡丹の実生②:カラフルな幼苗

かっこいいサボテン、亀甲牡丹の実生の経過です。 ↓前回の記事はこちら 亀甲牡丹の実生①:種まき・発芽 発芽後:14日目 発芽から2週間が経過しました。 7つの芽は、それぞれ違う色に成長しており、カラフルな実生苗となっています。 育成環境は同じなのに、…

冬の準備と思いがけず増えた多肉たち

いよいよ冬本番、関東地方でも毎朝布団から出るのが辛くなってきました。 今週末からグッと冷え込むようで、最低気温が氷点下になる日もあるようです。 多肉植物には厳しい気温なので、ベランダに出していた多肉植物達を、室内の多肉棚に移すことにしました…

松露玉の実生③:追加の撒種と発芽率

世界一小さなサボテン、松露玉の実生の経過です。 ↓前回の記事はこちら 松露玉の実生①:種まき・発芽 松露玉の実生②:痛恨のミスと新たな発芽 前回、メノウというツルツルの石の上で発芽させてしまった松露玉を、なんとか育てられないかと試行錯誤しました。…

亀甲牡丹の実生①:種まき・発芽

亀甲牡丹というサボテンの種子を買ってしまいました。 亀甲牡丹は見た目がサボテンらしくないサボテンで、フォーカリアのような外見をしています。 出典:Wikimedia Commons 初めて見た時からカッコイイなぁと思っていたのですが、お高いサボテンなので、指…

サボテン【成長記録:2020年・秋】

■■ 仏頭姫春星・白菱・麗蛇丸・黄金司 ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(7日~14日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し マミラリア属の仏頭姫春星、白菱、黄金司、ギムノカリキウム属の麗蛇丸の成長記録で…

乙女心と薄雪万年草【成長記録:2020年・秋】

■■ 乙女心・薄雪万年草 ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:屋外 南向きのベランダ(屋根有り) 水やり:土が乾いてから(7日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し セダム属の乙女心と薄雪万年草(パリダムかも)の成長記録です。 10月に植え直しに失敗し…

ピレアグロボーサ【成長記録:2020年・秋】

■■ ピレアグロボーサ ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:屋外 南向きのベランダ(屋根有り) 水やり:土の表面が乾いてから(3日~5日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し ピレア属のセルピラケア・グロボーサの成長記録です。 南向きのベランダで、直射日光…

斑入りグリーンネックレスと万宝【成長記録:2020年・秋】

■■ 斑入りグリーンネックレス・万宝 ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:屋外 南向きのベランダ(屋根有り) 水やり(グリネ):土の表面が乾いてから(2日~4日に1回程度) 水やり(万宝):土が乾いてから(7日~10日に1回程度) 追肥(グリネ):薄い液肥…

パピラケア【成長記録:2020年・秋】

■■ パピラケア ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が乾いてから少量与える(7日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し アボニア属のパピラケアの成長記録です。 夏の間は、少量の水を頻繁に与える変則的な水やりをしていまし…

ノベリー【成長記録:2020年・秋】

■■ ノベリー ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(10日~15日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し ユーフォルビア属のノベリーの成長記録です。 成長期の終わる晩夏に、根無しで購入した株です。 根付くか心配…

軟葉系ハオルチア【成長記録:2020年・秋】

■■ トゥルンカータ・アトロフスカミュータント・雪景色・阿寒湖 ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が乾いてから(5日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し 軟葉系ハオルチアの成長記録です。 種類が増えてきたため、今期か…

硬葉系ハオルチア【成長記録:2020年・秋】

■■ 松の雪・ルテオローザ・竜鱗・錦帯橋・リミフォリア ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が乾いてから(5日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し 硬葉系ハオルチアの成長記録です。 種類が増えてきたため、今期からハオル…

銀月【成長記録:2020年・秋】

■■ 銀月 ■■ 2020年・秋 ~育成環境~ 場所:屋外 南向きのベランダ(屋根有り) 水やり:土が乾いてから(4日~7日に1回程度) 追肥:薄い液肥(3週間に1回程度) 遮光:無し セネシオ属の銀月の成長記録です。 南側のベランダで、直射日光にあてて育ててい…

乙女心の葉挿し成功率がすごい

2週間くらい前に、乙女心の葉挿しが上手くいっているという記事を書きました。 乙女心の葉は、すぐに黄色くなってしぼんでしまう為、葉挿しの成功率は低めです。 15個中、11個も芽が出て驚いていたのですが、その後も芽が出続け、その数は14個になりました。…

無意味すぎる斑入りパピラケア

今年の春に我が家にお迎えしてから、数々のブログネタを提供してくれたパピラケア。 さすがにもうネタ切れだろうと思っていましたが、またまたやってくれました。 秋に種をまいたパピラケアの中から、変なヤツがでてきました。 成長不良気味の小さな苗ですが…

亀甲竜の実生②:発芽率

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の様子です。 ↓前回の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜は順調に芽を出し、11個中8個が発芽してくれました。 発芽率は73%と、まずまずの結果でした。 腰水をせずに密閉放置する楽ちん実生でも問題なさそうです。 …

松露玉の実生②:痛恨のミスと新たな発芽

世界一小さなサボテン、松露玉の実生の様子です。 ↓前回の記事はこちら 松露玉の実生①:種まき・発芽 発芽後:10日目 緑の丸い玉になりました。 大きさは約1mmです。 マクロ撮影すると粒粒ツヤツヤで、とても可愛らしいです。 発芽後:12日目 雨天続きだっ…

クイナリアの実生②:発芽率と先行き不安

10月に撒いたクイナリアの実生の様子です。 前回の記事はこちら↓ クイナリアの実生①:種まき・発芽 クイナリアは結局3つしか発芽しませんでした。 発芽率は20%(3/15)と残念な結果でした。 発芽しなかった種を調べてみると、皮だけで中身が入っていないよ…

サボテンのカキコの発根

9月の終わりに、不慮の事故でマミラリア属白菱のカキコが外れてしまいました。 サボテンのカキコの発根について調べてみると、よく乾かした後、発根を待たずに植え付けるのが一般的なようです。 切り口を見ると綺麗にポロっと取れており、乾燥させる必要は無…

ムギマキ探しの旅:2020年・秋

ムギマキという鳥を探しに長野へ行ってきました。 ムギマキは、日本では麦を撒く時期にだけ見られる事から、ムギマキと名付けられた渡り鳥で、一部熱狂的なファンを持つ鳥です。 私もその一人です。 時々石拾いも楽しみながら、3日間、山の中を彷徨ってきま…

乙女心の植え替えに失敗するも、葉挿しが成功

乙女心の植え替えに失敗してしまいました。 以前、記事にしましたが、干した布団が煽られて背の伸びた乙女心をなぎ倒してしまいました。 その後、植え直しをしたのですが・・・ 雑に植え直した為に、数本の乙女心をダメにしてしまいました。 原因は、土が濡…

見切り品で購入した多肉植物のその後

夏の終わりに、ボロボロになって売られていた見切り品のハオルチアを連れ帰ってきました。 ↓その時の記事はこちら 購入直後はこんな感じでした。 10月2日 黒い不健康な根しかなく、水が吸えるようになるか心配でした。 あれから、およそ3週間が経ちました。 …

亀甲竜の実生①:種まき・発芽

亀甲竜という植物を育ててみたくなり、冬型種のアフリカ亀甲竜の種子を10粒購入してみました。 亀甲竜は、亀の甲羅のような塊根を持つ塊根植物です。 ヤマノイモ科に属する植物で、多肉植物というよりは、カッコイイ芋です。 華やかさは無いので、どちらかと…