石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

結実しなかったペレスデラロサエ・アンダーソニアナ

ペレスデラロサエ・アンダーソニアナです。

この春、2株が開花してくれたので相互受粉させました。

しかし、残念ながら結実はしてくれませんでした。

なぜ結実しなかったのか健康診断してみたところ、土には白絹病が発生し、白いトゲの下にはアカダニがたかっておりました。

それが結実しなかった原因かはわかりませんが、何にせよ体力が落ちたのは確実です。

タネが出来なかったのは残念ですが、病害虫に気付けて良かったです。

 

白絹病に侵された土は丸っと入れ替え、根を消毒してから植え直しました。

アカダニは白いトゲに覆われたボディに薬剤スプレーが届かなかったので、水鉄砲で全てこそぎ落としました。

 丁寧な放水でアカダニ全てを退治できたのは良かったのですが・・・

水の勢いが強すぎて、刺座が1つ取れてしまいました。

魅惑のボディに傷が~。

これ目立たなくなるのに何年かかるのでしょうか・・・。

まぁ、ダニに気付かずに枯れるよりはずっとマシなので、これも良しとします。

 

同時期に花を咲かせていた陽炎です。

1株しか開花しなかったので、ペレスデラロサエの花粉を付けておきました。

同じ小型マミラリアですし、結実したらラッキーくらいの気持ちで。

ちょっと見にくいですが、こちらは無事に結実しました。

受粉のさせ方は間違っていなかったみたいですし、ペレスデラロサエが結実しなかったのはやはり病害虫が原因でしょうか。

もっとこまめに診てやればよかったです。

 

エース多肉をセルトレイで育てるんじゃない

皆様も育てている多肉の中で特別に大切にしている多肉があるかと思います。

我が家の三大エース多肉はこちらです。

ブルビネ・メセンブリアントイデス錦

 

エケベリア・ビフィダ・シチュ(幅広葉)

 

ダドレア・パルメリー・ホワイトフォーム

 

いずれもタネから育てた思い入れたっぷりの多肉です。

他で売っているのを見た事が無いので、枯らしたら再入手困難という共通点もあります。

 

そんな大事な多肉の中の一つ、ダドレア・パルメリー・ホワイトフォームなのですが・・・。

なぜかいつまでもセルトレイに植わっています。

そういえばメセブリ錦もつい最近までセルトレイでした。エース多肉とはいったい・・・。

今更ながら、ちゃんとした鉢に植え替える事にしました。

 

ちゃんとした鉢と言いつつプリンカップに植えようとしたのですが、思った以上に根が立派だったので大きめの鉢に変更しました。

ダドレアは冬型ですが、春もそこそこ成長するので、夏までにしっかり根を張ってもらえればと思います。