細かい毛に覆われたふわふわのサボテン、陽炎です。
種から育てた大事なサボテンです。
去年の夏くらいから縮んで脱落してしまう株がポツポツ現れ、原因が分からずに悩んでいました。
春になって株が少し膨らみ、地肌が見えるようになってようやく原因が判明しました。
株の下半分が茶色くなっています。
これ、アカダニですね・・・。
ルーペで拡大してみると・・・
ぎゃー、思った以上にアカダニがびっしり。
株全体に大量にたかっています。
もっと早く気付いてやればよかったです。
でも、毛に覆われたサボテンについたダニなんて、素人ではなかなか気付きませんて・・・。
原因は分かったものの、問題はダニ退治の方法です。
通常はダニ剤をスプレーすれば済むところですが、毛に覆われているのでスプレーしても薬剤が届きません。
いやー水滴が綺麗ですねー・・・。<現実逃避中
どうすればいいのでしょう、コレ。
ネットでいくら調べても、毛に覆われているサボテンのダニ退治の方法は見つかりませんでした。
さて、困りました。
大事な実生株にたかったダニ共を放置するという選択肢はありません。
何としても退治してやります。
そこで困ったときのダイソーさんです。
大抵の事はダイソーに行けばなんとかなります。
ダイソーさんで買ってきたのはコレ。
ウォータービームガン、110円。
おもちゃ売り場にあった水鉄砲です。
無駄にカッコイイですね。
これに水を装填して、サボテンに向けて発射します。
ケルヒャーのごとく、ダニ共を水圧で吹き飛ばす作戦です。
至近距離から全体に満遍なく打ち込んでいきます。
結果は・・・
ダニ共が綺麗さっぱりいなくなりました。
予想以上の成果です。
使うのは薬剤ではなくただの水なので、薬害を気にする事無く好きなだけ撃ち込めるのが良いです。
ちなみに、この方法だと鉢が水浸しになるので、水やりのタイミングで実施する事をお勧めします。
他にもダニにやられているサボテンが無いか確認したところ、こちらのサボテンも被害にあっていました。
黄金司です。
こちらもトゲに覆われていて地肌が見えにくいので、ダニ被害を見逃しておりました。
拡大写真では3匹ほどしか写っておりませんが、全体的に大量に湧いていました。
よく見れば地肌が白く擦れているのが、ダニ被害の深刻さをうかがわせます。
こちらもスプラッシュです。
だんだん楽しくなってくる不思議。
綺麗さっぱりいなくなりました。
薬剤の届かない場所にいるハダニ・アカダニにお困りの場合には、この方法お勧めです。
↓その後の経過