石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

柘榴石のようなコノフィツム

変わったコノフィツムを買ってしまいました。

軽石のようなボディに血が染み出したような窓。

コノフィツム・ペルシダム・テリカラー(Conophytum pellucidum v. terricolor)です。

テリカラーには窓の形や色に様々なバリエーションがあり、集め出すとキリが無いとか。

コノフィツムの沼も相当深そうです。

 

うひー、血のりべったり。

 

そういえばお気に入りのアエオニウム・スミシーも血のりベッタリでした。

別にスプラッター好きなわけではないはずなんですけど・・・。

 

テリカラーの何が気に入ったかというと、柘榴石を抱えた軽石そっくりに見えたからなんです。

ほら、柘榴石と言われると柘榴石にしか見えないでしょう。って柘榴石マニアにしか通じませんね、これ。

石好きとしてはこんな多肉見つけたら買うしかありません。

 

せっかく軽石そっくりのボディなのですから、飾り石は軽石一択です。

しかし、市販の軽石では色が明るすぎてしっくり来なかったので、わざわざ柘榴石を含む流紋岩由来の砂礫を採集してきました。

テリカラーのボディに似た感じの石が含まれていて満足です。

肝心の柘榴石はどんなものかというと・・・

これですね。

赤い粒が密集していると件のテリカラーのようになり、柘榴のように見える事から柘榴石と名付けられました。

今回は残念ながらそれっぽい石は採れませんでした。

 

結晶が大きくなると、結晶構造が見えて宝石っぽくなります。

柘榴石とはガーネットの事なので、っぽいのではなく正真正銘の宝石なんですけどね。

 

今回採れたもの中では最大サイズの柘榴石。

綺麗な多面体の柘榴石を見つけるとテンションが上がります。