厳しい夏の間、痩せもせず、成長もせず、微動だにしなかったセネシオ属の万宝さん。
10月になって何やらもぞもぞ動き出したと思ったら、花芽が上がってきました。
どんな花が咲くのでしょうか。楽しみがまた一つ増えました。
万宝は、美しい多肉植物だと思うのですが、一般的にはあまり人気が無いようです。
検索しても、ヒットするのは販売サイトと図鑑的なサイトばかり。
ホームセンターで売れ残っているのもよく見かけます。
万宝好きとしては、少し残念です。
この青さは魅力的だと思うのですけど・・・派手さが足りないでしょうか。
白い粉が剥げやすく、剥げるとみすぼらしく見えてしまうのもマイナス点ですね。
植え方や鉢を工夫して、青白さを強調してあげるとより綺麗に見えます。
水多めでぷっくり育ててあげると可愛らしくなります。
逆光では、エメラルドグリーンの葉に不規則なラインが浮かび上がり、他に類を見ない美しい姿になります。
順光と逆光の写真を見比べると、同じ多肉とは思えないほど違いがあります。
小さな多肉植物は見下ろす位置で育てる事が多く、逆光で見る機会があまり無いので、万宝の魅力は気付かれにくいのかもしれません。