石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

斑入りグリーンネックレスと万宝【成長記録:2021年・春】

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■■ 斑入りグリーンネックレス・万宝 ■■

2021年・春


~育成環境~

場所:屋外 南向きのベランダ(屋根有り)/室内 南向きの窓際

水やり(グリネ):土の表面が乾いてから(2日~4日に1回程度)

水やり(万宝):土が乾いてから(7日~10日に1回程度)

追肥(グリネ):薄い液肥(月2回程度)

追肥(万宝):無し

遮光:無し

 

セネシオ属の斑入りグリーンネックレスと万宝の成長記録です。

 

グリーンネックレスは、水やり多めで、追肥も与えています。

万宝は、標準的な水やりで、追肥は与えていません。

 

斑入りグリーンネックレスは、4月半ばにアザミウマの被害に遭い、新芽が育たなくなる被害が出てしまいました。

薬剤を散布したところ、無事に駆除できたようで、新芽が伸び始めました。

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早期発見できたので被害も少なく済みました。

垂れ下がった枝はずいぶん長くなりました。

 

しかし、問題児の斑入りグリネさん、また別の問題が持ち上がりました。

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しぼんで枯れてしまう葉が目立つようになりました。

真っ白な全斑の葉がしぼむのは問題ないのですが、緑色の葉までしぼんでいます。

これは環境を見直す必要があります。

 

原因は、日照不足でした。

5月の頭から、葉焼けを警戒して室内に取り込んでしまったのがいけなかったようです。

吊り鉢にしている為、鉢の位置が高すぎて、窓辺に下げても鉢の上部に日が当たっていなかったのです。

斑入りグリーンネックレスは、直射日光に弱いですが、耐陰性も低いです。

 

慌ててベランダに戻したところ、復調の兆しが見られました。

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枯れ落ちた葉の跡から、ツヤツヤした新芽がでてきました。

 

メノウアレンジ鉢のグリーンネックレスは、室内に置いていますが、窓越しの日によく当てている為、調子よく育っています。

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色艶が良く、枝が伸びるのも早いです。

 

鳥かご鉢の斑無しグリネは、日に当たり過ぎて色褪せてしまっています。

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日陰になる場所は斑入りグリネに譲っているので、致し方ありません。

色褪せは、葉焼けと違って元に戻るので、もう少しこの場所で頑張ってもらいます。

 

万宝は形よく、綺麗に育っています。

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青白さがたまらないです。

購入してから2年が経ちますが、下葉1枚枯れていません。

斑入りグリネと違い、何の問題もおこさないので手がかかりません。

手はかからないのですが、少しでも触ると粉が落ちて取り返しがつかなくなるので、人一倍気を遣う多肉植物だったりします。