石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

ピレアグロボーサを食っているのは誰だ

夏にダメージを受けてしまい、しなしなになってしまったピレアグロボーサ。

手厚い看護の甲斐あって、だいぶ回復してきました。

f:id:haworthii:20201007213511j:plain

しかし、しなしなと垂れ下がった状態から復活したので、鉢から溢れて大暴れです。

葉の数も少し寂しいですが、これから増えてくれるはずです。


赤い花もつき始めて、もう心配は無いだろうと思っていたのですが、ふと先端を見ると・・・

f:id:haworthii:20201007213650j:plain

枯れています。

下葉が枯れるならともかく、先端が枯れるのは大問題です。

f:id:haworthii:20201007213754j:plain

こっちも・・・

こんな感じにチリチリに枯れる時は、普通、茎にもダメージがみられます。

しかし、今回は、葉は枯れているのに、茎は瑞々しく健康的にみえます。

これは枯れこんでいるわけではなく、何かに食われているのでは・・・。

 

ピレアグロボーサには虫が付きやすいです。

春はアブラムシが付いている事も多いですし、きっと美味しいのでしょう。

水菜のような柔らかい茎なので、防御力も低そうです。

 

さて、鉢の中に犯人が潜んでいないか探してみます。

f:id:haworthii:20201007214013j:plain

はい、あっさり見つかりました。

シャクガの幼虫、通称・シャクトリムシです。

擬態の名人ですが、紅葉しかかったピレアグロボーサの中では目立ちまくりです。

1匹しかいなかったので、ここで生まれたわけでは無く、2階のベランダまでトコトコ登ってきたんですね。

ご苦労な事です。

美味しい食事にありつけたところ申し訳ないですが、ご退場願いました。

あえて鳥の多い目立つ場所に放置しておいたので、ヒヨドリにでも食われてしまうがいいです。←大事な多肉を食った罪は重い