夏にダメージを受けてしまい、しなしなになってしまったピレアグロボーサ。
手厚い看護の甲斐あって、だいぶ回復してきました。
しかし、しなしなと垂れ下がった状態から復活したので、鉢から溢れて大暴れです。
葉の数も少し寂しいですが、これから増えてくれるはずです。
赤い花もつき始めて、もう心配は無いだろうと思っていたのですが、ふと先端を見ると・・・
枯れています。
下葉が枯れるならともかく、先端が枯れるのは大問題です。
こっちも・・・
こんな感じにチリチリに枯れる時は、普通、茎にもダメージがみられます。
しかし、今回は、葉は枯れているのに、茎は瑞々しく健康的にみえます。
これは枯れこんでいるわけではなく、何かに食われているのでは・・・。
ピレアグロボーサには虫が付きやすいです。
春はアブラムシが付いている事も多いですし、きっと美味しいのでしょう。
水菜のような柔らかい茎なので、防御力も低そうです。
さて、鉢の中に犯人が潜んでいないか探してみます。
はい、あっさり見つかりました。
シャクガの幼虫、通称・シャクトリムシです。
擬態の名人ですが、紅葉しかかったピレアグロボーサの中では目立ちまくりです。
1匹しかいなかったので、ここで生まれたわけでは無く、2階のベランダまでトコトコ登ってきたんですね。
ご苦労な事です。
美味しい食事にありつけたところ申し訳ないですが、ご退場願いました。
あえて鳥の多い目立つ場所に放置しておいたので、ヒヨドリにでも食われてしまうがいいです。←大事な多肉を食った罪は重い