一ヶ月程前に、室内の多肉棚の下に落ちていた種子のようなものを、試しに蒔いてみました。
種子の落ちていた場所がピレアグロボーサの下だったので、9割方ピレアグロボーサだと予想しておりました。
蒔いた種子は、1週間ほどで無事に発芽してくれました。
小さな双葉で、この段階ではまだ種類はよくわかりません。
先ほど鉢を確認してみたところ、双葉に続いて本葉が出ている事に気付きました。
本葉を見れば、この植物の正体がわかるはずです。
この丸っこい葉はピレアグロボーサに間違いありません。
まぁ、予想通りですね。
以前、人工的に受粉させた時には種子ができなかったので、ピレアグロボーサは自家受粉する確証が無かったのですが、どうやら自家受粉するようです。
めでたく謎の種子の正体が判明したわけですが、話はこれで終わりません。
他の芽もよくよく観察してみると・・・
あれ、これ本葉に細かい毛が生えていて、形もピレアグロボーサとは違います。
どうやら、こちらはブロウメアナのようです。
なんと、両方の種子が混じっていたようです。
ブロウメアナはオマケしてもらったカット苗を増やしたものなので、種子は自家受粉で出来たものだと思われます。
ブロウメアナも自家受粉するんですね。
ブロウメアナは寒さに弱いので、冬に全滅させてしまう事もあるかと思います。
枯れてしまっても鉢を処分せず、春先に土を湿らせておけば、こぼれ種から発芽して復活させる事ができるかもしれません。