昨秋から調子良く伸びてくれていた斑入りグリーンネックレス。
最近、少し伸びが悪いかなと思って細密点検をしてみたら・・・
あー・・・新芽が枯れてる・・・
グリーンネックレスの新芽が、成長期にこんな感じに枯れていたら要注意です。
枯れた新芽付近が強くベタついていたら、たぶんコイツの仕業です。
スリップス。和名、アザミウマです。
グリーンネックレスはキク科を専門に狙ってくるクロゲハナアザミウマに狙われやすいです。
大きさ1mm程で細長く、蔓の隙間に張り付いているので、目視での発見は困難です。
新芽を狙って吸汁するので、まず新芽が黒ずんで萎れてしまいます。
デカい穴を開けて吸汁するので、グリーンネックレスは粘液を出して傷を保護しようとします。
そのため、被害に遭った場所はベタつきが強くなる症状があらわれます。
アザミウマの幼虫は、水をかけても簡単には振り落とされないので、高圧シャワー等でも完全に洗い流すのは難しいです。
駆除は薬剤頼みとなります。
即効性の乳剤を散布し、さらに持続性のあるオルトランを撒いておきました。
これで根絶できればいいのですが。
しばらくは経過観察です。