昨年の春に種を蒔いたメセンブリアントイデス。
1年経って、立派になりました。
中でも大きく育っている2株。
ムチムチです。
柔らかい光で育てているので、葉があまり潰れずに育っています。
落ちこぼれの小さな5株。
育て方は大きく育った株と変わらないのですが、これだけの差が出ています。
個体差なのか、微妙な環境の違いによるものなのか。
まぁ、枯れなければそれでいいので、のんびり成長してくれればと思います。
残りの株は、春先から日当たりの良いベランダの最上段に置いています。
花芽が長く伸びてきたので、花を咲かせるためには最上段に置くしか無いのです。
メセンブリアントイデスは、日当たりの良い場所に置くと、葉先が潰れてきます。
強い光が当たった場所が、潰れて透明になるんですね。
まるで氷が融けていくようです。
面白い性質です。
葉を大きく育ててから直射日光に当てると、こんな姿になります。
窓のあるハオルチアのようですね。
葉が潰れると、葉の成長は止まります。
大きな窓を作るには、まず半日陰で葉を大きく育て、その後に直射日光に当てると良いようです。
大きな窓ができると、綺麗に青光りするようになります。
まさに、生きる宝石です。
写真だと常に青く光っているように見えてしまいますが、光るのは特定の角度から見た時だけです。
メセンブリアントイデスを綺麗に光らせるには、
①半日陰で大きく育てる
②強光に当てて大きな窓を作る
③光の入射角と見る角度を変えて、青く光る角度を探す
という手順が大事なのではないかと思います。