石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

メセンブリアントイデスを青く光らせるには

昨年の春に種を蒔いたメセンブリアントイデス。

1年経って、立派になりました。

f:id:haworthii:20220324165716j:plain

中でも大きく育っている2株。

ムチムチです。

柔らかい光で育てているので、葉があまり潰れずに育っています。

 

f:id:haworthii:20220324170221j:plain

落ちこぼれの小さな5株。

育て方は大きく育った株と変わらないのですが、これだけの差が出ています。

個体差なのか、微妙な環境の違いによるものなのか。

まぁ、枯れなければそれでいいので、のんびり成長してくれればと思います。

 

f:id:haworthii:20220324170800j:plain

残りの株は、春先から日当たりの良いベランダの最上段に置いています。

花芽が長く伸びてきたので、花を咲かせるためには最上段に置くしか無いのです。

f:id:haworthii:20220324171228j:plain

メセンブリアントイデスは、日当たりの良い場所に置くと、葉先が潰れてきます。

強い光が当たった場所が、潰れて透明になるんですね。

f:id:haworthii:20220324175631j:plain

まるで氷が融けていくようです。

面白い性質です。

 

葉を大きく育ててから直射日光に当てると、こんな姿になります。

窓のあるハオルチアのようですね。

葉が潰れると、葉の成長は止まります。

大きな窓を作るには、まず半日陰で葉を大きく育て、その後に直射日光に当てると良いようです。

 

大きな窓ができると、綺麗に青光りするようになります。

f:id:haworthii:20220324172637j:plain

f:id:haworthii:20220324172717j:plain

f:id:haworthii:20220324172729j:plain

まさに、生きる宝石です。

 

写真だと常に青く光っているように見えてしまいますが、光るのは特定の角度から見た時だけです。

メセンブリアントイデスを綺麗に光らせるには、

 ①半日陰で大きく育てる

 ②強光に当てて大きな窓を作る

 ③光の入射角と見る角度を変えて、青く光る角度を探す

という手順が大事なのではないかと思います。