突然ですが、ウサギゴケを育ててみる事にしました。
オフシーズンに何言ってんだって話ですが、急に育ててみたくなったのです。
ウサギゴケはコケとありますが、食虫植物の仲間です。
育て方を調べてみると、水苔を腰水管理するのが一般的のようです。
私は寝室で植物を育てているので、寝室での腰水管理はなるべくやりたくありません。
水苔も腐りやすそうな印象があるので、できれば無機質の用土を使いたいです。
そこで考えたのが、穴の無い鉢に軽石を詰めて半分水没させてしまう方法です。
腰水をするのと、穴の無い鉢を水で満たすのは、大した違いはありません。
腰水と違い、水位が把握できないという問題はありますが、透明な鉢を使って水位を見えるようにすれば問題解決です。
そして軽石は多孔質なので、ある程度水を吸い上げてくれます。
ウサギゴケを排水性抜群の軽石のみで育てるなんてどうかしてると思いますが、まぁ、非常識は今に始まった事ではありませんし、試しにやってみます。
さっそくガラス瓶を買ってきて、植えてみました。
肝心のウサギゴケは今の時期に出回っているわけもなく、知っている園芸店を端から回ってみましたが全て空振りでした。
仕方なくフリマアプリでお安く購入したので、小指の先程の量の株しか手に入りませんでした。
根もほとんど無く、弱々しい株で不安しかありません。
ウサギゴケはタヌキモの仲間で、根(地下茎?)に捕虫嚢を付けるという変わった特徴があるそうです。
これは根の様子もぜひ観察したいものです。
都合よく透明な鉢に植えたので、根が回ってくれれば観察する事ができそうです。
土の中に光が当たるとガラス面に藻が生えてしまうので、普段はカバーを付けて土の中が暗くなるようにしました。
夜間は保湿と保温の為にフタをしています。
この環境で2週間ほど様子を見てみます。
増える気配がなければ、おとなしく水苔に植え直そうと思います。
↓ 1ヶ月後の様子