石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

亀甲竜の実生⑯:3.5号鉢に植え替え

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。

 

↓以前の記事はこちら

亀甲竜の実生①:種まき・発芽

亀甲竜の実生②:発芽率

亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月

亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月

亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え

亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果

亀甲竜の実生⑦:発芽から10ヶ月

亀甲竜の実生⑧:休眠から目覚める

亀甲竜の実生⑨:発芽から1年

亀甲竜の実生⑩:腐らせない育て方

亀甲竜の実生⑪:大きく成長

亀甲竜の実生⑫:葉を落としたり落とさなかったり

亀甲竜の実生⑬:早くもお目覚め

亀甲竜の実生⑭:順調に葉を展開中

亀甲竜の実生⑮:イモが大きくなる季節

 

発芽から:986日目(7月3日)

葉が枯れて休眠に入りました。

 

イモの大きさは5~6cm。

順調に育っていると思います。

 

新芽が出る前に全て植え替える事にしました。

鉢底だけ湿らせる水やりをしているので、鉢のサイズが大きくても根腐れの心配はないと思い、株に対してやや大きめの3.5号鉢(直径10.5cm)を買ってきました。

1個27円。バラ売りでこのお値段はとても助かります。

今まで一貫して穴無し鉢で育ててきましたが、大きいサイズの穴無し容器が見つからなかったので、ここからは穴のある鉢での育成になります。

これまでの3年間順調に育ってきたので、亀甲竜が穴無し鉢でも育てられる実例にはなったかと思います。

 

鉢から抜いて、根の整理をしました。

根の整理の仕方は人それぞれだと思いますが、私は手で引っ張って間引いています。

簡単に抜けない根は生きている根なので、そのまま残します。

整理しても、太くて生きている根がみっしり。

根にハサミは入れたくないので、このまま植え付けます。

 

もう一つ抜いて間引いてみました。

こちらも立派な根が残りました。

根の長さは1mを優に超えていました。

 

鉢の底に不織布を敷いて、軽石で押さえます。

 

つる用のガイドを設置して、中に亀甲竜を投入。

ガイドは葉が太陽光を受けやすいよう、角度を斜めにしてみました。

 

根が多すぎて、すでにギュウギュウですね・・・。

もっと大きな鉢でも良かったかもしれません。

 

給水層の土として、ダイソー花の土(ほぼココピート)を1/3くらい入れます。

 

緩効性肥料マグァンプを10粒ほど投入。

亀甲竜は葉を茂らせるタイプなので、普段多肉を植え付ける時よりも多めに入れてみました。

肥料の量は、増える葉の量に比例させるとうまく育ちます。

 

上2/3は赤玉土軽石で埋めました。

 

鉢のサイズにだいぶ余裕ができたので、3年くらいは植え替えなくて済みそうです。

 

残りの株も同様に植え替えて作業完了です。