アエオニウム・スミシーの植え替えをしました。
去年の初春蒔きの実生苗で、2年目の株になります。
植え替え前は、苗のサイズに対して鉢が浅すぎですね・・・。
もっと早くに植え替えてやらなければいけなかったのですが、先送りにしてしまいました。
スミシーは、夏にほとんどの葉を落としました。
調子が悪くなったわけではなく、そういうものらしいです。
成長不良の極小苗なんて、カリカリの消し炭のようになってしまいましたが・・・
こんな風になっても秋になると復活します。
かなり丈夫な品種なので、夏に枯れたと思っても処分せずに秋まで待ってみた方がいいです。
成長不良株はまとめて小さな鉢に植えました。
この鉢、内径が横4cm、縦6cmしかありません。
1号鉢が2つ入る程度です。
株が小さすぎてよく見えないと思いますが、ここに9株も植えてあります。
こんな小さな苗が今年の夏を越えて生き残るのですから、大したものです。
今後は目一杯過保護管理して、大きくなっていただこうと思います。
エース株は独立させてベランダへ。
秋になって出てきた新葉は、フリル付きで葉縁に水玉がくっついています。
水玉は、水滴ではなく樹脂のような質感で、スミシーが分泌したものです。
葉裏のチマメも赤くはありません。
こちらの血のりベッタリのスミシーとは違うタイプに見えますが、同じ株です。
日当たりや育て方によって、見た目がだいぶ変わるようです。
赤さは紅葉みたいなもので、日当たりの良い場所へ出しておくと赤くなります。
血のりベッタリのスミシーが欲しいけど、なんか違うタイプしか売ってないなんて時でも、育て方次第で気持ち悪くなるので買ってしまっても大丈夫です。
※ただし、似た感じのシムシー(Aeonium simsii)は、スミシー(Aeonium smithii)とは別物なのでご注意を。