長かった残暑もようやく終わりを迎え、ここ数日で急に冷え込むようになりました。
昨日の夜は特に寒くて薄手の毛布では凌げず、慌てて羽毛布団を引っ張り出しました。
ほんの10日前まで、何も掛けずに寝ていたのですけどね・・・。
今年の秋は多肉にとって快適な時期が短そうなので、急いで植え替えを進めています。
まずは絶対に植え替えが必要な砂実生の実生苗から。
砂は無機質ゆえに病害虫が発生しにくく、根張りも良いので発芽させるには優秀な用土です。
しかし、肥料分が皆無なので、早めに植え替えないと肥料不足で成長が止まるという欠点あります。
慎重に砂から掘り出して植え替えたパキポディウム・恵比寿笑いです。
厳しい夏でも脱落無し。
優秀で助かります。
真珠のようなツヤピカの丸っこい苗で、とても可愛らしいです。
このサイズの苗が売られている事はあまり無いので、この姿を見られるだけでも実生する価値はあるかと思います。
種ならお安めですし、実生も比較的簡単ですし。
2021年夏実生のエブレネウム。
丸2年経って3年目に突入しました。
まだまだ小さな株ですが、後輩の恵比寿笑いと比べると随分立派に見えます。
鉢のサイズにまだ余裕があるので、こちらは今季の植え替えは見送り。
多大な被害が出たベランダ越夏組ですが、葉の色褪せすら無く、平然と夏越ししてくれました。
スパルタ環境に耐えている事もあって、トゲトゲした男前に育っております。