石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

銀月の育て方【冬越し編】

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下の方がかなり残念な銀月

以前紹介した残念な銀月ですが、育て方が難しいという話をよく耳にするので、色々と調べてみました。

ところが、銀月について書かれているサイトはあまり多くなく、内容もかなりバラバラでした。

図書館で専門書を片っ端から調べてみても、こちらも書いてあることがバラバラ。

”春秋型”と書いてあるものもあれば、”冬型”と書いてあるものもあります。

断水気味に育てろ、根は乾かすな・・・どうしろと?

育てやすいとも育てにくいとも書いてあります。

共通しているのは、「夏の暑さに弱い」の一点だけでした。

 

日本の情報が頼りないのならば、海外のサイトを頼ってみましょう。

銀月について書かれている海外サイトをハシゴしてみたところ、書かれている事は概ね統一されていました。

まとめると、以下のような感じです。

・抜群に美しい 美的感覚は万国共通ですね

・北米では夏型

・育てやすい

・直射日光に当てる

・成長が遅い

・乾燥に強い

・水は完全に乾いてから与える

・肥料好き(ただし、与えすぎには注意)

・寒さに強い(-8℃までいける)

・暑さにも強い(40℃くらいまでいける) え・・・マジで?

・蒸れに極端に弱い あー・・・やっぱり

暑さに強いというのは意外でした。

ただし、蒸れに弱いとのことなので、日本の夏に弱いのは湿度が原因のようです。

10℃から25℃くらいが成長しやすい温度のようで、北米で夏型とされるのはそのためでしょう。

日本の日当たりのよい屋内では、冬でもそのくらいの温度なので、日本では冬型とされているのだと思います。

寒い地方で屋外で育てるならば、春秋型と考えた方が良さそうです。

 

さて、色々と調べてみた結果、冬の間の育成方針は以下のように決めました。

・置き場所は西向きの屋内。在宅時は暖房有り。(気温5℃~20℃)

・できる限り直射日光に当てる。遮光無し。

・水やりは、土が完全に乾いたらすぐに与える。5日~7日に1回程度。

・薄い液肥をあたえる。(ただし、成長が見られなければ即やめる)

(実験的な意味も含まれているので、この育て方が良いというわけではありません。)

 他の多肉植物よりも水多め、肥料多めの育成方針です。

 

そして2月現在の状況ですが・・・・

元気に育っています。

2ヶ月前と比べるとこんな感じです。

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2018年12月5日

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2019年2月18日

2ヶ月でかなりもふもふになりました。

銀月の葉ってキツネのしっぽみたいで可愛いです。

上から見ると新しい葉が次々と生まれているのが分かって、毎日覗くのが楽しみです。

 

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5日に1枚くらいのペースで新芽が生まれています

そして2月の頭、茎の根元に白い綿埃のようなのものを発見しました。

・・・まさかカビか!?

 

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脇芽だ~

脇芽ですね~!

これはうれしい。

 

脇芽は2月18日現在ではこんな感じに育っています。

 

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銀月増殖中

冬越しはかなりうまくいったようです。

問題は夏だ・・・夏なんて来なければいいのに・・・