メノウに合いそうだという理由で購入した、斑入りグリーンネックレス。
当時はグリーンネックレス目当てで園芸店に出向き、たまたま見かけた”斑入り”グリーンネックレスを気軽に購入してしまいました。
まさか、”斑入り”というだけで、こんなに難しいとは思いませんでした。
しかし、手のかかる子ほど可愛いもので、今では銀月と並んでお気に入りの多肉植物となっています。
悩ましいのは、梅雨越し・夏越しの水やりについてです。
夏越しの方法を検索しても、グリーンネックレスについてはたくさん見つかるものの、”斑入り”となると極端に情報が少ないのです。
育て方サイトでは、たいてい「普通のグリーンネックレスと同じ育て方」とおざなりな扱いで、本当に育てたことがあるのかも疑わしいです。実際育ててみると、全然別物です。
無事に夏越しできたという記事がほとんど見つからず、7月以降にパッタリ登場しなくなるブログも多いです。
我が家の斑入りグリーンネックレスは、室内栽培、底穴の無い鉢、根腐れ防止剤無し。
水やりのペースを落とすと、あからさまに不機嫌になるので、梅雨入りしてからも3日に1回くらいのペースで水やりをしています。
多肉植物育成のセオリーを完全に無視しています。
所在は高温多湿の関東南部、記録的日照不足も加わって、気候条件はかなり悪いです。
そんな悪条件の中、無謀ともいえる育て方をしている斑入りグリネの現在の姿はというと・・・
すっごく元気です。
新芽もちょくちょく上がってきて、枯れる葉よりも増える葉の方が多いです。
挿し木したものも無事に根付いてくれたようで、少しずつ伸びています。
(以前紹介した時より、挿し木が1本増えてます。)
こちらも新芽が出てきました。
こっちの鉢は反射板による日照不足対策をしていないので、新芽がやや徒長気味。
水やりが多いといっても、重量計測して鉢の中の水分量は完全に把握しているので、鉢の中が水浸しになるような事はありません。
他にも独自の根腐れ対策をしているので、それが功を奏しているのかもしれません。
これからが夏本番ですが、様子を見ながら、水多めの育成方針を続けていこうと思っています。
それというのも、グリーンネックレスの原産国のナミビアは夏が雨期なんです。
雨期と言っても熱帯地方のように毎日降るわけではありませんが、それなりの降水量はあるようです。
適度に水を与えた方が自然に近いのではないでしょうか。
気温35℃を超える日が続くようになれば、今のまま調子よく夏越しというわけにはいかないでしょう。
グリーンネックレスは、調子が良さそうに見えても、溶ける時は一瞬という話をよく聞きます。
状態をよく観察して、試行錯誤しながら夏越しの方法を確立できればと思っています。