太古の木が石化した石である珪化木と、ハオルチア数種類を組み合わせたアレンジ鉢です。
乾燥した砂漠で力強く生きるハオルチアをイメージして作ってみました。
バランス的に、メインの珪化木が大きすぎる気もしますが、丁度良いサイズの珪化木を見つける事ができず、妥協しました。
大きくても、硬葉系ハオルチア達が適度に暴れてくれれば、面白い感じになりそうかなと思っています。
松の雪
十二の巻派生の硬葉系ハオルチアの松の雪です。
アメシストアレンジ鉢で増えたものをこちらに移植しました。
胴切り後に群生した株で、少々持て余していたので、この場所で好きに暴れて貰えればと思います。
錦帯橋
竜鱗系?ハオルチアの錦帯橋です。
痩せた状態でお迎えしたので、太らせるべく夏の間に甘やかしたら上に伸びてしまいました。
この鉢は、ある程度日の当たる場所に置くつもりなので、強光の中で錦帯橋がどう変化していくのか楽しみです。
良い感じに茶色くなってくれるとうれしいです。
阿寒湖
コンプト系?ハオルチアの阿寒湖です。
テラテラと光る大きな窓が魅力です。
自生状態を想像して、思いきり深植えしてみました。
深植えして徒長させては意味がないので、なるべく強光に当てて育ててみようと思っています。
(とは言っても、室内栽培なので明るさに限界はありますが・・・)
余談ですが、湖の阿寒湖は富栄養湖なので、実は透明度が低かったりします。
より透明な品種が出てきたら、摩周湖と名付けられるかもしれませんね。
雪景色
スプレンデンス系?ハオルチアの雪景色です。
窓に浮き出た白い模様が美しいです。
こちらも深く植えてみました。
ルテオローザ(ヘルバセア)
硬葉系ハオルチアの小型種、ルテオローザです。
黒曜石アレンジ鉢で育てている株から子吹いたものです。
親株の形が崩れる前にと早めにカットしたのですが、小さすぎました。
この大きさで根無しなので、生き残ってくれるか不安です。
もう少し大きくなるまで我慢すべきでした。
天然石
石は久慈川周辺で拾った珪化木です。
珪化木は、砂漠化によって化石が露出した感じに見えるので、荒れ地をイメージしたアレンジでは好んで使っています。
朽木と違い、完全に石化しているので、腐ったり虫が付いたりしないのが魅力です。
ただ、大きなものになると相当な重量になる為、多肉用土の上に乗せると月日と共に沈み込んでしまうのが問題です。
この鉢では、石の底を発泡スチロールで固定して対策しています。
鉢
鉢は、プラスチックケースを木材で囲い、和風の鉢にしてみました。
雰囲気的に、ニスを塗らない方が合う気がしたので、白木のまま使っています。
ニスを塗らないと汚れや水気に弱くなりますが、室内に置く想定なので問題無いかなと思っています。