石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

硬葉系ハオルチア【成長記録:2020年・冬】

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■■ 松の雪・白鳥・金城・ルテオローザ・竜鱗・錦帯橋・リミフォリア ■■

2020年・冬

 

~育成環境~

場所:室内 西向きの窓際、および南向きの窓際

水やり:土が完全に乾いてから(7日~12日に1回程度)

追肥:無し

遮光:無し

 

硬葉系ハオルチアの成長記録です。

 

冬でも水を切らず、土が乾いたら水を与えています。

直射日光が苦手なハオルチアですが、冬は日差しが弱いので、遮光せずに日に当てています。

日に焼けて葉色が変わるようなら、場所を変えて日に当たる時間を短くする事で調整しています。

 

白鳥

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斑入りの十二の巻です。

まだ小さい株ですが、綺麗に斑が入っているので将来が楽しみです。

アメシストアレンジ鉢の中央に居座ってもらいました。

斑入りの十二の巻といえば、中央の新葉だけ白っぽい曙斑の”白蝶”が有名です。

”白鳥”は誤字では無く、ストライプの入ったタイプのものをこう呼ぶようです。

 

金城

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斑入りの”竜の爪”です。

太陽の光を受けると、金色に輝いて見えます。

全身が斑に見えますが、葉の中央にスジ状に緑色の部分があります。

全斑のような美しさでありながら、光合成可能という素晴らしい品種です。

 

松の雪

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長い付き合いの松の雪ですが、この鉢では完全に金城の引き立て役となっております。

斑入り種は、単独で植えるよりも、近縁の斑無し種と比較できるように配置してあげた方が、より美しく見えるように思います。

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引き立て役とはいえ、白い斑点が鮮やかで、葉先まで整って育っているので、十分に魅力的です。

 

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珪化木アレンジの大鉢に植えた株も、狭い場所でも元気に育っています。

 

ルテオローザ(ヘルバセア)

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冬でもじわじわと成長しており、背が高くなりました。

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脇から子株が複数出てきているので、群生株になりつつあるようです。

 

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珪化木アレンジの大鉢に植えている子株です。

この大鉢は、南側の窓際で強光に当てる方針にしてしまったので、小さな株には厳しい環境となってしまいました。

おかげで、緑色をしていた子株は、茶色っぽくなってしまいました。

成長にまで影響が出るようなら、別の場所に植え替えようと思っています。

 

竜鱗

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大きく成長しすぎて鉢とのバランスが悪くなっている竜鱗です。

障害物がある状態での地下茎での増え方が興味深いので、しばらくは植え替えせずに育ててみようと思っています。

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子株は全部で5つ出てきています。

次は右上か左下の角辺りに出るのではないかと予想しています。

 

錦帯橋

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秋よりも大分ふっくらとしてきました。

出来ればもっと日に当てて真っ茶色にしたいところですが、室内栽培だと限界があります。

花芽が上がってきたので、タイミングが合えば竜鱗と交配してみたいと思っています。

 

リミフォリア・ストリアータ?

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名無しリミフォリアとして購入したもので、ストリアータだと思っていたのですが、自信が無くなってきました。

成長点が渋滞していて、少し苦しそうです。

本来の姿を取り戻し、品種が同定できるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。

 

リミフォリア・v.アルカナ

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リミフォリアらしい風車型になってきました。

真っ黒にすべく、日にガンガン当てて育てました。

しかし、黒っぽくはなるものの、真っ黒にはなりませんでした。

2月からは、黒くするのは諦めて、成長優先の育成に切り替えました。

黒いのは、次に紹介する瑠璃殿に任せます。

 

瑠璃殿

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ニグラかっ。とツッコミを入れたくなるくらい真っ黒な瑠璃殿です。

古鉄のような質感が最高です。

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日に当てていた側は、赤黒くなり、鉄サビにしかみえません。

これ税込300円だったんですよ。

良い買い物でした。

ちなみに、友人に見せたところ「100円でもいらん」と言われました。まぁ、趣味の価値観なんてそんなもんです。