石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

第四種郵便で植物を送る際の日数について

私は、植物を郵送する時には、第四種郵便を利用する事が多いです。

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第四種郵便とは、栽培目的の苗や種子を送るときに使える郵送手段で、普通郵便よりも安く送ることができます。

50g以内であれば、日本全国どこでも73円という驚きの安さで送れてしまいます。(2022年3月現在)

最近では、フリマアプリに特化した安い配送手段が増えていますが、これらは大体厚さが3cm以内という制限があります。

植物を送るのに、3cm以内に収めるというのは現実的ではありません。

第四種郵便には、厳しいサイズ制限が無いのも魅力です。

 

さて、そんな植物をお安く送る事ができる第四種郵便ですが、2022年2月あたりから明らかに到着が遅くなりました。

以前は、発送した翌日に到着する事もあったのですが、最近では3日、4日はあたりまえ、8日かかってしまう事もありました。

これは、郵送サービスの変更が原因のようです。

2021年10月より、土日祝日の配達が無くなり、配達日数も1日余分にかかるとの告知がありました。

2022年2月くらいから、実際に1日遅れるようになり、さらに遅延の発生も増えたように思います。

 

植物の郵送に第四種郵便を利用される場合は、送る側も、受け取る側も、今まで以上に配達日数がかかる事を頭に入れておく必要があります。

土日祝日は配達が無い事も念頭に置いて、発送から到着まで7日かかる事もあると思っておいた方がいいです。

 

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第四種郵便で、少しでも速く郵送したい場合には、特定記録を付けるという方法があります。

 

特定記録(基本料金+160円)※2022年3月現在

郵便物の引き受けを記録するサービスで、インターネット上で配達状況を確認する事ができます。

あまり知られていませんが、特定記録と付けると配達日数が1日早くなります。

 

2021年10月以降のサービス内容

種別 配達を休止する日 お届け予定日
郵便物・ゆうメール
(オプションサービスを付加しないもの)
土曜日・日曜日・休日 差出日の翌々日以降
※宛先によって異なります。
特定記録 変更なし

※郵便局ホームページより引用

 

上記の通り、特定記録を付けると、2021年10月からの(配達日数+1日)の適用外になるのです。

ただし、以前と違い、土曜日の配達はありません。

大事な植物を送るときは、特定記録を付けて、土日を挟まないよう月曜日に発送するのがお勧めです。

 

速達(基本料金+260円(250gまで))※2022年3月現在

速達をつけると、基本的には翌日に到着します。

土日祝日にも配達してくれます。

インターネット上で配達状況を確認する事はできません。

速達と特定記録の両方を付ける事もできますが、420円が加算されるので、それならば保証付きの別手段での配送を考えた方が良いと思います。