2週間前に、見切り品の硬葉系ハオルチアを買いました。
鉢がメインで植物はオマケみたいなものでしたが、そのオマケが欲しかった白点粒々の硬葉系だったのでとてもラッキーでした。
ラベルは「冬の星座」となっておりましたが、おそらくガストロアロエ属の「満天の星」だと思います。
今後は「満天の星」で載せる事にします。違っていたらごめんなさい。
硬葉系ハオルチアの近縁種は丈夫で簡単には枯れません。
ボロボロで売られていても、回復する可能性が高いです。
ただし、成長が遅いので、回復させるには結構時間がかかります。
満天の星も、葉はカリカリで根も全部死んでいる状態でしたので、回復するまでには2ヶ月くらいかかると思っていました。
ところが、満天の星は恐ろしく回復が早く、1週間と経たずに膨らみ始め、2週間でほぼ回復してしまいました。
根が死んでいたとは思えない回復っぷりです。
色が明るくなったのは、弱光で療養していた為です。
この品種は葉色が濃い方が白点が目立って綺麗なので、そろそろ療養を終えて明るい場所に置こうと思います。
ベッコリ凹んでいた葉もふっくらして、新しい葉も伸びてきています。
ガストロアロエ属はガステリアとアロエの血を引いているそうなので、普通の硬葉系ハオルチアより成長が早く、回復も早いのかもしれません。
太くてフサフサの根が伸びているのも確認できました。
このフサフサは根毛と呼ばれる器官で、水を効率よく吸収してくれます。
こんな立派な根が生えているなら、もう安心です。
回復するまでの管理は、室内の直射の当たらない場所に置いて、根が無い状態でも毎日水をやっていました。
ハオルチア類は、湿った環境の方が発根しやすいからです。
常に湿らせてしまうとカビてしまうので、ほんのちょろっと10cc未満を根元にかける感じです。
弱った株は特にカビやすいので、最初の1週間は殺菌剤入りの水(ベンレート2000倍希釈)を与えていました。
ハオルチアの発根がうまくいかない時は、このやり方を試してみても良いかもしれません。