およそ1週間前に蒔いたパキポディウム・ブレビカウレが無事に発芽してくれました。
蒔いた5粒が全部発芽してくれました。うれしい発芽率100%。
発芽を見つけた時が、実生をやっていて一番うれしい瞬間です。
3週間経っても種が動かない時はどんよりした気分になるんですけどね・・・。
ブレビカウレ(和名・恵比寿笑い)は人気のパキポディウムの中でも特に人気のある品種で、縦に伸びずに横にベタっと広がる面白いパキポです。
基本種は黄花なのですが、珍種の白花種(Pachypodium brevicaule ssp.leucoxanthum)もあります。
最近では白花種の種子の方が流通量が多いようで、入手しやすく、お値段も安くなっています。
樹形が魅力のパキポなので、素直に白花種を買えば良かった気もしますが、黄色の方が綺麗という理由だけで、お値段2倍の普通種を買ってしまいました。
これで発芽しなかったら、しばらく後悔に苛まれるところでした。
発芽してくれて良かったです。
パキポディウムは2021年8月にもエブレネウムという品種を10粒蒔きました。
この時は発芽したのが1つだけで、発芽率10%という酷い結果でした。
8月という過酷な時期に蒔いてしまったという事もありますが、やはり発芽率は種子の質に大きく依存しているように思います。
今回、質の良い種子を分けていただいた出品者様に感謝いたします。
1つだけ発芽したエブレネウムは、何の問題も無く順調に育っています。
パキポディウムの実生は、発芽さえしてくれれば簡単な部類に入ると思うので、パキポ欲しいけどお高くて手が出ないという場合には、種から育ててみるのも良いのではないでしょうか。