こちらの3鉢は、我が家にあるレッドベリーです。
同じ株から増えたものなので、遺伝子的にはまったく同じレッドベリーです。
全て屋外のベランダに置いているのですが、日当たりの違いや肥料の有無でかなり色合いに違いが出ています。
直射日光が午前中の3時間程度当たる場所で、肥料をしっかり与えている株です。
先端は緑色で、紅葉した部分も赤ではなく、えんじ色をしています。
緑色の部分は、シャインマスカットのような美味しそうな色です。
中途半端な紅葉ではありますが、個人的にはこの色合いのレッドベリーが好きだったりします。
健康状態も一番良いと思います。
直射日光が4時間程度当たる場所で、肥料を少しだけ与えている株です。
赤黒い感じに紅葉しています。
お店で見かけるレッドベリーはこんな色の物が多いです。
色合いは良くありませんが、健康状態は良好だと思います。
直射日光が終日当たる場所で、肥料を与えていない株です。
真っ赤に紅葉しています。
ちょっと日差しが強すぎて色が嘘くさいので、日陰でも撮ってみました。
正真正銘、真っ赤です。
赤い実のようで、まさにレッドベリーといった感じです。
肥料を切って、直射日光に長く当てれば真っ赤になるようです。
多肉界では[紅葉=正義]みたいな所がありますが、健康状態はあまり良ろしくないです。
ここまで葉にストレスをかけてしまうと、葉の寿命が短くなり、夏前には葉が落ちてしまうと思います。
寿命が短くなるといっても、あくまでその葉に限った事なので、株自体には問題ありません。
葉が落ちても新葉は出てきますので、長い茎の先端に新葉が密生する、いわゆる花火と言われる形に落ち着くと思います。
レッドベリーは、密生させても花火にしても綺麗だと思うので、好みの形になるよう肥料や日当たりを調整して育てると良さそうです。