2022年の冬に唯一被害を出してしまった植物、サボテンのペルヴィアナスです。
一晩、氷点下に当ててしまい一部が凍ってしまいました。
凍ったところが白っぽくブヨブヨになってしまったので、たぶん手遅れで倒壊してしまうだろうとあきらめていました。
一縷の望みをかけて、以後暖かい室内で育ててみましたが、案の定枯れこんで倒壊してしまいました。
痛々しい姿です。
アンコールワットのような造形を作っていたお気に入りのサボテンだっただけに、残念です。
完全にダメになったわけではなく、根元の方には生きている部分もありそうでした。
ここからなんとか復活させたいところです。
凍傷を負ったサボテンの回復法を調べてみると、「傷んだ部分を切って乾かす」とありました。
まぁ、それしかありませんよね・・・。
さっそく傷んだ部分にハサミを入れようとしましたが、傷んだ部分と生きている部分を見定めている時に「自分でなんとかするから余計な事しないでー」と言われた気がしました。
ファンタジーな話ではなく、自己回復しそうに見えたのですね。
そこで、カットするのを止めて放置してみる事にしました。
放置してから2ヶ月くらい経ち、なんとなく傷んだ部分を触ってみると、綺麗にポロっと落ちてしまいました。
カサブタが取れるような感じですね。
一番太い中央の塔も綺麗に外れました。
傷口は塞がっていますし、切るよりずっと安全な回復方法だと思います。
サボテンの種類や形状にもよりますが、凍傷を負ってしまったサボテンの対処方法は「暖かい場所で放置する」が一番良いのではないかと思います。
あくまで株の上部が枯れこんだ時の対処方法で、根元から枯れこんでしまった場合や、腐ってしまっている場合は自然回復の見込みは無いので、早急に切ってしまう事をお勧めします。