多肉に興味を持ち始めてからというもの、ショッピングモールやホームセンターなんかに買い物に行くと、必ず園芸コーナーに寄るようになってしまいました。
収集癖は無いので大抵は冷やかしで終わるのですが、時々琴線に触れるサボテンに出会ってしまい、衝動買いしてしまう事があります。
店頭で実物を見て一目惚れしてしまったサボテンを3種ほどご紹介します。
クレイストカクタス・優吹雪柱です。
真っ白な刺に覆われたフサフサの柱サボテンです。
フサフサとは言っても結構丈夫なトゲなので、撫でると痛いです。
比較的よく見かける、似た感じの「老楽」は響かなかったのですが、こちらは一目惚れでした。
透明感のあるストレートな白刺が美しいです。
褐色の刺が混じるのが吹雪柱で、ほとんど無いのが優吹雪柱だそうです。
マミラリア・内裏玉です。
緑のボディを覆う白棘、突き出した黒棘、黄色の刺座がドット柄のように散りばめられており、色彩豊かな美しいサボテンだと思います。
サボテンは気に入った物があってもお高くて手が出ないなんて事が多いのですが、内裏玉はお安かったので躊躇なくお持ち帰りできました。
小さな苗は100均で売っている事もあるみたいです。
ユーベルマニア・ペクチニフェラです。
王冠のような上品なサボテンです。
多少なりともサボテンに興味があれば、コレが響かない人はいないでしょう。
初めて園芸店で見た時に衝撃を受けたんですが、お値段が10000円を超えておりまして、お値段にも衝撃を受けました。
1000円を超えるとビビってしまう私がおいそれと手を出せる代物ではありません。
それが何で4つもあるかと言うと、1年前に小さな実生苗が4つセットでオークションサイトに出てたんですね。破格で。
何故か競合相手がおらず、落札できてしまいました。
お高いサボテンですが、特に育てにくいという事も無く、1年で結構立派に育ってくれました。
その形はまさに王冠。
黒っぽいボディは上質な皮のような質感で、ホント作り物みたいです。
こちらは陵が多くて刺座の間隔も広く、プセウドペクチニフェラのようにも見えます。
ペクチニフェラでも若いうちはこういう感じの個体があるそうなので、もう少し大きくなって特徴が出てくれば、種類もハッキリするんじゃないかと思います。