石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

ルリタテハの引っ越しと虫っぽい多肉植物

4回連続のルリタテハネタからです。

我が家のベランダで越冬中のルリタテハです。

せっかく越冬場所に選んでいただいたのですが、この場所、ちょっとマズいんです。

ベランダへの出入り口がココでして、出入りの際に屈まないとチョウに頭がぶつかってしまうんです。

なので、毎度注意しながら出入りするのですが、結構しんどいんですよね、毎回屈むの。

さらにマズい事に、布団を干す時にはこのトレイは移動させなければなりません。

そうなると、どのみち飛ばすのは時間の問題という事になります。

まぁ、飛ばしても戻ってくるとは思うのですが、お休みの所をちょくちょく起こすのは申し訳ないので、一番奥まで移動してもらう事にしました。

奥ならば邪魔になりませんし、風も弱いので居心地も良くなるはずです。

さすがにトレイを動かしたら飛んでしまう可能性は高そうですが、最近の落ち着きっぷりを見ると、おとなしく引っ越しさせてくれるかもしれません。

 

まずは真ん中のトレイを抜いて手前に移動し、ルリタテハのトレイをそっと奥へずらしてみました。

おぉ、飛びませんね。

しかし、さすがに警戒したようで、翅をパタパタし始めました。

見つからないよう擬態しているのなら動かない方が良いと思いますけど、警戒するとパタパタするんですよね。

威嚇しているのか、飛ぶ準備をしているのか。

続けてトレイを動かすと飛んでしまいそうだったので、落ち着くまでしばらく待つことにしました。

 

落ち着いて動かなくなったところで、奥のトレイと真ん中のトレイを入れ替えました。

無事成功です。

越冬モードに入るとかなり無茶しても飛びませんね。

眠くて動きたくないのかもしれません。

 

これでベランダへの出入りが楽になりました。

布団も気兼ねなく干すことができます。

狭いベランダで何もお構いできませんが、ここでひと冬のんびり過ごしていただければと思います。

 

昆虫の話題からということで、多肉も昆虫っぽいヤツを。

多肉植物界のドラゴン、セロペギア・ボッセリです。

良い感じに伸びております。

強光と寒さが苦手ですが、丈夫で育てやすい品種です。

室内窓辺でカッコイイ多肉を育ててみたい方にはオススメの一品です。

 

撮影中、おしりから子株が出ているのを発見しました。

これはうれしい。

 

株分けしたもう一鉢も、いい感じにとぐろを巻いております。

で、この多肉のどこが虫っぽいかと言いますと・・・

触角と複眼があるんです。

たぶん、カマキリの一種ではないかと。

成長過程の一時期にだけ見られるので、別に擬態しているわけではないのでしょうけど、昆虫の顔にしか見えません。