実生(タネから植物を育てる事)していて偶然生まれたメセンブリアントイデス錦(Bulbine mesembryanthoides variegata)です。
透明感が凄まじく、肉厚にも関わらず光を簡単に透過します。
このメセブリ、夏になると葉を落として地上部は全て枯れるのですが、秋に出てくる葉の最初の数枚だけは普通の緑色の葉なので、その後に出てくる全斑の葉がきちんと育つという奇跡的な「育つ全斑株」です。
なんとかして増やしたいのですが、葉挿しも株分けも胴切りもできない品種なので、交配で同じ性質の子供ができるのを祈るしかありません。
もし増やせたら園芸種名は「つらら」と名付けたいです。
つらら(仮)は強い日差しを逆光で浴びると、蛍光灯のように白く輝きます。
蛍光灯なんて大げさと思われるかもしれませんが、条件が揃うとほんとに光るんです。
はりきって黒背景で撮ってみましたが、なんかライトアップしたような写真になってしまいました。
光源は太陽光のみで、照明は使っていません。
コントラスト調整はしていませんし、明るさ調整は限界まで下げてるんですが・・・。
他の植物と一緒の方が分かりやすいですね。
お隣はハオルチア・ツルギダです。
ツルギダも半透明の多肉ですが、比べるとつらら(仮)が光ると言った意味が分かってもらえるかと思います。
メセンブリアントイデスは葉の中が透明なので、強い光が当たると葉の中で乱反射して光るのかもしれません。
一番光って見える角度で撮影。
用土や鉢の色を見てもらえば分かってもらえると思いますが、コントラストはいじっていません。
動画でも撮ってみました。