ハイデルベルゲンシス錦の名前で買ったハオルチアです。
黄斑が綺麗に入った美しいハオルチアだと思います。
去年の秋ごろに韓国から沢山入ったようで、斑入りのハオルチアとしては格安で出回っているようです。
さて、このハオルチア、ハイデルベルゲンシス錦という名前なんですが、ハイデルベルゲンシスとは似ても似つかない形状をしております。
ハイデルベルゲンシスは草系ハオルチアでして、こんな姿をしています。
こちらはフィールドナンバーが付いているわけではないので、絶対にハイデルベルゲンシスだという確証はないんですが、とにかくこんな感じのハオルチアです。
ではなぜこのハオルチアがハイデルベルゲンシス錦なんて名前が付いてしまったのかと言うと、たぶん和名のせいだと思われます。
このハオルチア、レツーサの小型種の斑入りです。
レツーサの和名は「寿」です。
一方、ハイデルベルゲンシスの和名は「姫寿」なんです。
つまり、
レツーサの和名は「寿」。
小さなレツーサだから「姫寿」。
斑入りだから「姫寿錦」。
「姫寿=ハイデルベルゲンシス」なので「姫寿錦=ハイデルベルゲンシス錦」。
韓国苗の名前っていい加減なので、こんなところではないかと推測しております。
結局、ハイデルベルゲンシス錦とは何なのかと言えば、姿形と子吹きのしやすさから、おそらく小型レツーサ「パルバ」の斑入り種、「パルバ錦」なのではないかと思っています。