小型のマミラリアがいくつか開花しました。
上が陽炎、下2つがペレスデラロサエ・アンダーソニアです。
陽炎は2021年早春に蒔いた実生苗です。
丸3年で開花しました。
タネから育てた苗が花を付けてくれると嬉しいですね。
特に陽炎は鈎爪に服を引っ掛けて抜いてしまったり、綿毛の下にダニが湧いてしまったりと苦労させられたので喜びもひとしおです。
細い鈎刺というのは本当に厄介で、服はもちろん素肌にも引っかかりますし、外そうとすると他の刺まで引っかかって収拾がつかなくなるんです。
どんな強刺サボテンよりも、細い鈎刺の方が恐ろしいと教えてくれたサボテンです。
ペレスデラロサエ・アンダーソニアナは、良く日の当たる特等席で過保護管理したおかげか、続々と蕾が上がってきました。
2月24日に最初の花が開花しました。
小さくて可愛いらしい花です。
最初の花は2週間経っても萎まず、後続が次々咲いているので、そのうち一周して花冠のようになりそうです。
もう一つ持っている別株も開花しました。
こちらはまだ1つしか咲いていませんが、ワンポイントの頭飾りのようで、これはこれで可愛らしいです。
2株同時に咲いてくれたので、相互受粉させてみました。
サボテンは同品種を複数持っているものが少ないので、交配させてタネを収穫した事がありません。
今回、初収穫となってくれるでしょうか。