石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

真冬に花を咲かせている変わり者

多肉植物は春に花を咲かせるものが多いです。

夏や秋に咲くものもそこそこいますが、中には真冬の1月に花を咲かせている変わり者もいます。

フォーカリア・赤怒涛です。

寒風吹きすさぶ中、鮮やかな黄色の花を咲かせています。

フォーカリアは、毎年12月~1月に開花してくれます。

 

本体は綺麗な花からは想像できないようなグロテスクな見た目をしています。

よくエイリアンに例えられます。

変な草好きとしては、このギャップも堪らないですね。

 

こちらも同じフォーカリアの怒涛です。

赤く染まらず、突起もおとなしめなので、怒涛というより荒波に近いのではないかと思っています。

この怒涛2つは昨シーズンも同時に咲いてくれまして、その時に相互交配させてできた種子を秋に蒔きました。

こちらですね。

発芽率100%で、元気に育っています。

室内管理していても赤く染まるものが出ていて、将来が楽しみです。

同じ交配種をこれ以上増やしても仕方ないので、今年はこの2株での交配は見送りました。

 

我が家にもう一つある、突起がすごい事になってる怒涛です。

こちらも蕾を付けておりまして、今年はコチラと交配してもらおうと画策しています。

他2つの花が閉じる前に、開花が間に合ってくれるといいのですが。

 

一ヶ月前にボロボロの状態でお迎えしたクラッスラ・ワインカップです。

要救助株だったので今シーズンの花は期待していなかったのですが・・・

なんと咲いてくれました。

クラッスラらしい小さな花です。

ワインカップは自家受粉するという情報もあるので、期待を込めてコショコショやっておきました。

 

レノフィルム・グッダツムです。

黄色い花が満開となっております。

咲いているのはこの株だけで、他の株は咲いていません。

昨年は春に咲いていたような記憶があります。

今年の関東地方は暖かい日が多いので、狂い咲きしているのかもしれません。

 

マミラリアの紫丸です。

小さな白い花を咲かせています。

深い紫色の地肌と白黒のトゲを持つ、なかなかカッコ良いサボテンだと思います。

小苗が100円~300円くらいで売られている事が多い、お安いサボテンです。

紫色に染まるのは紅葉している時だけで、売り場では大抵緑色をしているので、写真とは全然違う印象を受けるかもしれません。

 

同じマミラリアでも値段が天地ほどの差があるペレスデラロサエ・アンダーソニアナです。

名前が長くて覚えにくいです。

ペレスもデラロサもアンダーソンも人名っぽいので、人名由来なんでしょうか。

2年前に大谷とホームラン争いしていたペレス、巨人にいたデラロサ、広島のアンダーソンを連想して名前を憶えています。名札付ければ済む話なんですけどね。

水を吸って膨らみ、緑色の地肌が目立ってきたので断水しようかと思っていたところ・・・

よく見たら蕾が出てきているのを発見。

これは開花優先でダダ甘管理するしかありません。