変な花が咲きました。
中央にメシベがあるので、花である事は間違いなさそうです。
緑の突起は愕なのか花びらなのか・・・、白い輪っかが花びら?
よく見ると、緑の突起にも小さな白い輪が付いていますね。
なんとも不思議な造形です。
これでどんな虫を誘引するのでしょうか。
謎は深まるばかりです。
この花を見て、何の花か分かった人は相当マニアックな方ですね。
何の花かというと・・・
ユーフォルビア・グロボーサの花です。
丸っこいボディが気に入って買ったのですが、まさか花で笑わせてくれるとは思いませんでした。
ユーフォルビアにはグロボーサの他に、プセウドグロボーサという種類もあります。
ちょっとロボットっぽいこちらがプセウドグロボーサです。
プセウドは「偽物」という意味なので、グロボーサの偽物って事ですね。
名付けられた方からしたら失礼な話ですよね。
生物界(特に昆虫界)では「ニセ」とか「モドキ」なんて名前が横行しているので、後から似たのが発見されると偽物呼ばわりの憂き目にあう事となります。
プセウドグロボーサは流通量が結構多いようで、ホームセンターで売られているのを見かける事もあります。
ただ、先日某ホームセンターで見かけたプセウドグロボーサには、「グロボーサ」の名札が付いておりました。
お店で売っている物だから間違いないだろう、とは思わない方がいいですね。
メルカリで「グロボーサ」の名で売られているものも、半分くらいは「プセウドグロボーサ」だったりするので、買う時は要注意です。
プセウドグロボーサは、トゲがライン状に並んでいるのが特徴です。
全体的にトゲトゲしい印象です。
丸い子株は折り紙のくす玉のような突起のある球体になっています。
こちらがグロボーサ。
トゲは目立たず、ツルンとした印象です。
球形の部分は、多角形(だいたい六角形)の溝がクッキリしていて、サッカーボールのように見えるのが特徴です。